30代中頃に子宮筋腫が見つかった。ある日激痛が走り、子宮全摘の決断を。

30代前半に不妊治療にかかっていました。数年頑張りましたが結局できずに諦めていました。
30歳中頃に子宮がん検診に行き、子宮に筋腫が見つかりました。その筋腫が良性だと思うけど、若いこともあるのと、5センチ、3センチと２つあるので半年ごとに検診に来てくださいと言われました。

2年ぐらいは半年ごとに検診に行っていたのですが、仕事の忙しさで1年半ほど行くのを忘れていたのですが、仕事を辞めたので久しぶりに病院へ行きました。
その時に筋腫が3個になっていて１つが8センチの大きさになっていました。しかもその筋腫は子宮の外側に茎のあるこぶのようにくっついていて、大きいのでいつこれが背中側に倒れたりするかわからないし、この茎の部分がねじれるとすごい激痛があるかもと言われました。その時に手術をどうするかと言われましたが、仕事のこととお金の面ですぐには返事ができなく、しばらくおいてました。

それから1年ほどたってある日の朝、お腹に激痛があり明け方で病院があいてないのと自分では運転して行くこともできないため、救急で病院にいきました。
エコーやMRIなどで調べてもらうとその筋腫が原因でした。その時にこんなことが今後もあるのはしんどいので、手術をすることに決めました。

その手術の相談をするときに、30代後半で妊娠もできる可能性もあるので、筋腫だけとって子宮を残すか、子宮全摘するかどうしますか？と言われました。
結局どうも自分は筋腫ができやすく、今回筋腫ととってもまたできる可能性ももあるので、と言われ結局子宮全摘にしました。

手術は4時間弱かかり、取り出した子宮を見せてもらったら子宮に三個もこぶがついていてしかもその１つが子宮より大きかったのでビックリしました。

私はぽっちゃりしていたので、お腹を開腹した傷口に脂があると傷の治りが悪くなると管を入れられて袋をつけ脂がたまらないようにしていました。それがシャワーを浴びる時にとれないか、濡れないかとビクビクしながらすごしました。

入院は2週間ほどで退院するとあまりお腹に力の入れることをしないように言われました。ただ、私の場合は管を入れていたのもあり、その部分が化膿したり膿がたまったりと退院した後の通院も大変でした。

今は、手術の時に癒着したのか今でも左下のお腹のあたりがつったりします。傷口は年とともに薄くはなってきてますがはっきりわかります。太っていたので普通は横にメスを入れるのを縦にいれてお腹を大きく開けたのでその分傷口は大きいんですね。

後は生理などに悩まされることはなくなりましたが、今は40代ですが、女性特有の高齢期が早めにきたようで、体のだるさや精神的なしんどさがあります。
若いうちは検診での早期発見、早期治療は大事なんだな、感じた手術でした。