インフルエンザ初期に検査をしてもらえず、全く高熱が出ないまま重症化した髄膜炎。

最初風邪の症状がありましたが、酷い咳もなく副鼻腔に鼻水が流れる感じはあり、
インフルが流行っていることもあり自宅療養していました。

子供も同じ症状だったのですが顔が赤かったため近所の内科にかかり
熱が高くないならインフルではないと診断され
学校でも流行っているので検査してほしいと頼みましたが
必要ないと拒否されたため　私もインフルではないと考え自宅療養を続けました

しかし1週間もしないうちに病状は悪化喉の違和感は痛みにかわり、
しまいには唾も飲み込めないほどになった為、呼吸も苦しく夜も眠れなくなり、
このままでは自宅での療養は厳しいと判断し、近所の耳鼻咽喉科に行きました
そこではインフルに過去（自宅療養中に）感染していた疑いがあるが
発見が遅いと薬の効力がないため処方できないとのこと

そこで処方されるお薬を10日ほど飲みほぼ完治

先生からも、通院2回目の受診時、もう治ると思うので再受診は不要との診断で
確かに後鼻漏と喉の痛みは緩和されましたが
私の場合は服薬がないと頭痛がおさまらなかった為
ＣＴ等の検査が必要と判断され、別の病院を紹介していただくことになりました

紹介状を持って行った病院では長期自宅療養による疲れ等を加味し即入院と言われ
検査があったのですが、そのうちの腰にする髄膜の麻酔が一番痛かったです
検査後、歩行が厳しいほどですが翌日からは痛みも落ち着き
すぐ（私の場合翌日には）歩けるようになりました

入院加療して2、3日後に検査結果の説明がありました
病名もすぐにはわからなくて細菌性髄膜炎

入院中は採血による検査と抗生物質を含む点滴の投与で加療
まだ頭痛はありますが片頭痛ではないかと言われ退院を勧められました。
同じ病棟ではインフルエンザが蔓延しており、そのための避難の意味もあるようで
感染の可能性がある人に予防目的（先生と患者で相談しての投与）でと
タミフルも頭痛薬と一緒に処方され無事退院ました。

今回自己判断ですぐに病院にかからなかったことを
一切咎めることなく適宜効果のあるお薬を処方していただき
また快く紹介状を書いて下さった耳鼻咽喉科の先生や
即入院を勧めて下さった脳外科の先生、退院についても
土曜日にも関わらず退院許可して下さった先生（入院中金曜日に看護師さんへ
事前相談をしていた為可能だったのかも）にも　とても感謝しています。

今回勉強になったのは
熱がなくてもインフルの疑いがある場合（激しい咳や痰の絡み等）は
早めに検査してくれる耳鼻咽喉科を受診し検査して貰った方が重篤化しない事です
納得した治療が受けられないと憤慨する方も入院中、多く見受けられましたが
病状に変化があれば先生にきちんと伝えないとお薬の投与はしてもらえないので
症状が複数あり診察の際に言い忘れる心配のある方はメモを持参するのも
いいのではないでしょうか。（私自身も言い忘れた事があったため）

また長期間の病気になるとメンタルの面が心配です。ストレスから悪化も
ありうるので自身のモチベーション向上の為に工夫も必要だと感じました。
1日も早い回復と健康、生活習慣の改善について深く考えさせられました

最後に　風邪症状がある人は外出する際マスクは必ずしましょう
うつるうつらないに関わらず感染拡大防止の為です。
同室の患者さんでマスクをしてない人が夜、突然咳き込みだして
翌朝熱があるからとインフル検査して陽性が出て
インフルの病室に移送されていました。
最初に咳き込んだ時にたまたま複数持っていたのでマスクをお渡しして
本当によかったと思いました。