卵巣嚢腫には自覚症状がない。幸いにも関係のない不正出血の症状で発見に至りました。

不正出血があったので、産婦人科にかかりました。
すると左の卵巣が6㎝ほど腫れており、卵巣嚢腫の疑いがあることが分かりました。
しかし不正出血は直接関係がないとのことで、卵巣嚢腫は痛み等自覚症状のない病気らしく、偶然でしたが見つかってラッキーでした。

MRIでやはり卵巣嚢腫であることが分かり、このまま経過観察することもできるが、もし卵巣がねじれたら大変な激痛があるとのことで、手術で摘出することに決めました。
腹腔鏡手術でおへそより下に4箇所、2～3㎝ずつ切りました。
手術の時間は3時間くらいだったと思います。
術後傷の1箇所にチューブが刺さったままだったのは、びっくりしました。退院前に抜きましたが、不思議と痛くはありませんでした。
手術前は粘液性嚢腫だろうと言われていましたが、摘出した検体を調べたら、皮様性嚢腫という種類の卵巣嚢腫でした。
入院期間は前泊も含め5泊6日でした。

手術から1年半後に第１子を妊娠、3年後に第２子を妊娠しました。第２子を妊娠した時に、手術した左の卵巣があまり機能していないと言われました。それでも第３子も妊娠しました。
卵巣は片側だけでも正常に機能していたら無事妊娠できるということを身をもって経験しました。