去年検査したときは陰性だったのに…。毎年子宮頸がんの検査をしましょう。

私が住んでいる市では25歳になると、子宮頸がん検診の無料クーポンが送られてきます。
私はこれまで子宮頸がんの検診を受けたことがなく、無料だしいい機会だからと、軽い気持ちで産婦人科に行きました。
綿棒で細胞を摂取され、検診自体はものの数分で終わり、２週間後に結果を聞きに行きました。
結果は陰性でした。
それから1年後、私の妊娠がわかり、また産婦人科にお世話になることになりました。
赤ちゃんは順調に育ち、私も心配していなかったのですが、妊婦検診の際、去年と同じように子宮頸がん検診を受けたら、まさかの陽性反応…。
赤ちゃんはどうなるのか、もしかして子宮を摘出するなんてことに？と、一瞬で目の前が暗くなりました。
だって去年検査したときは大丈夫だったのに…という思いばかりが巡っていました。
自分が子宮頸がんの陽性反応が出たことで、改めて子宮頸がんとはどういう病気なのか、私は今どの程度の状態なのか、ネットの情報を漁りまくりました。
そうして分かったことは、子宮頸がんというのは早期発見ができれば、きちんと完治させられる病気であるということ、子宮頸がんの検診に引っ掛かったからといって、悪性の癌になるまではレベルがあるということです。
私は陽性反応が出ましたが、癌に変化するかもしれないウイルスがいますよという、検査結果だったのです。
厄介なのは、このウイルスには潜伏期間があり、去年は陰性でも１年後に陽性へと変わってくる場合があるということ。
毎年検査をする大切さを身をもって知ることになりました。
妊娠がなかったら、子宮頸がんの状態だけが進行していたかもしれません。