胆石症から胆嚢摘出術。退院後は摘出後症候群と思われる痛みがあり大変でした。

ある日の休日、ゴルフショップで買い物をしていると背中に違和感が発生しました。普段感じない痛みで直感的に「マズイ」と思い車で10分程の自宅に戻りました。

帰宅後横になるとだんだん症状が悪化し、背中から腹部へと痛みが広がり脂汗が出てうめき声も出て1時間ほど経過しいよいよ救急車を呼ぶか、と考えたタイミングで急に痛みが全くなくなり、通常の生活に戻りました。
翌日かかりつけの病院でエコーを取ったところ胆石があるね〜手術できる病院を紹介しますね、とのことで千葉メディカルセンターへ検査をしに行きました。

検査結果はやはり胆石症で、またいつ胆石が動くかわからないから胆嚢をとったほうがいいですよ、との指摘があり、手術に至りました。
手術は腹腔鏡で開口はヘソの中一箇所の最新式でした。手術前前日に入院し手術日に手術室に入って準備が整うと「それではいきますね！」というオペナースさんの一声でマスクをしたら一瞬で記憶がなく、気づいたらオペ室を出ていました。実際の手術時間は45分くらいでもちろん痛みはありません。

胆嚢と一緒に出てきた胆石は大きめのアメ玉くらいのもの一つと、小さいのが4ー5個で胆嚢自体炎症を起こし他の臓器と癒着をしていたので早めに取って良かったですよ、とのことでした。
術後のその日と翌日は管があちこち着いたまま動けませんでしたが、3日目には管が取れシャワーもOKになりその翌日退院しました。

退院後がとても大変で、腹部の痛みが数週間取れずいわゆる「摘出後症候群」ではないかと思ったのですがドクターは違うと言っていました。
結局2週間丸々会社を休み復帰しましたが、しばらくは腹痛は治らずまた一般的な症状の下痢も続きました。

この病気を患って思うのは胆石の痛みよりも胆嚢が癒着して腫瘍になるのが怖いのではないでしょうか。もちろん胆石症の痛みも強烈ですがなかなかきずかない腫瘍のようなので皆さんお気をつけください！