前兆となる自覚症状のない妊娠初期の繋留流産。その後、無事出産できました。 (写真あり)

【流産に気づいたキッカケや、その時の症状】
妊娠検査薬で妊娠がわかり、健診時のエコーで判明。
出血や痛みもなく、つわりも継続しており、流産したかもしれないという前兆は特になし。


【受診する病院をどのように選んだか】
第一子の産院とは違うが、第一子が胃腸炎と中耳炎で入院した際に、医師の説明や看護師さんの感じがよかったこと、友人が出産したときによかったと言っていたことから、決めた。（天使病院）


【診察・検査の内容や診断の結果】
エコーで、本来円形のはずのものが歪んだ四角になっていること、胎児が見えるはずの袋の中に姿がないことから、繋留流産の可能性が高いとのこと。

つわりはあるかとたずねられ、あると答えると、血液中の妊娠ホルモン量の検査をし、一週間後に結果を見て判断しようということになった。

結果、ホルモン量は妊娠継続可能性も否定できない量（７０００前後）だったが、やはり袋の形は歪んだ四角がさらに変形してしぼんだようになっており、相変わらず胎児の姿がみえないことから、９割以上の確率で流産しているとのこと。

その時点でもつわりの有無をきかれ、継続していると伝えると、未練があると思われたのか、もう一週様子をみることもできると言われた。

が、出産の見込みもないのにつわりが長引くのも嫌だったので、できる限り早い手術を希望した。
２日後術前検査、さらに３日後に手術と日程が決まる。



【病院で受けた治療や処方された薬の効果】
流産手術。
手術自体は全身麻酔をして経膣で行われた。
手術をするために、子宮口を開く必要があるので、当日の朝９時に子宮内部に水分を含んだガーゼを入れ、子宮口に水分で膨らむ棒を差し込まれる。
これが激痛。悶絶。たくさん冷や汗をかいた。
１５時ごろから手術。全身麻酔のため、気がつくと終了を告げられる。
術後麻酔が切れると頭痛がしたが、数時間でよくなる。
術後初めての生理の後に術後健診のため受診。
子宮内の組織を調べた結果、組織自体の異常はなかった。


【同じ境遇の方へのアドバイスやメッセージ】
私は初期流産で、心拍どころか胎児の姿も見ていないので、どんな子が生まれるかなとか想像する暇もなく、「あの行動が悪かったんじゃ･･･」とか、「あれを食べたから･･･」とか自分を責めたりとかする気にもならず、手術か･･･保険おりるかなと思う程度でした。
（私が加入していた医療保険では、流産も対象だったのでおりました）

その気楽さが良かったのかどうかわかりませんが、手術後２回生理がきた後から妊娠可能と言われ、２回見送った後即妊娠。

妊娠中の経過も問題なく良好で、母子共に健康なスピード安産で第二子が無事生まれました。（ＮＴＴ東日本札幌病院）
もうすぐ２歳になりますが、アレルギーやアトピー、喘息や障害等もなく、元気に成長しています。
流産がなければこの子には会えなかったんだと思うと、不思議というか、良かったとすら思えます。