高校生の時に適応障害と診断。家族やクリニックに相談して楽になりました。

エスカレーター式の学校に通っていましたが中学三年生からあまり学校に行けなくなり、学校ではムードメーカーで友達も多かったのですが、ある日突然教室にいると震えが出て汗が止まらない、夜眠れないなど体に色々な不調が出てきて抑うつ状態になりました。
親もたくさん悩んでくれ、地元の思春期外来のあるメンタルクリニックに行きました。そこで、適応障害、睡眠障害と診断され精神安定剤や睡眠導入剤などのお薬を貰いました。その時の先生はただの不登校だから安心しなさいと何度も言ってくださいました。その後学校を転校し少しずつ元気になり専門学校への進学をしました。その時はもう治ったものだと思い病院には通っていませんでした。
専門学校へ進学し、通学で満員電車に乗った時過去に経験した教室での圧迫感などがまた出てきて、過呼吸発作が起こりまた学校に行けなくなりました。家に帰り自分自身が情けなくなり自分はなんの病気なんだろうとまた悩みました。そして親の勧めで別の大きい総合病院の精神科を受診しました。そこで自分の今までの症状を言い、悩んでいることすべて相談しました。するとパニック障害で広場恐怖症と診断されました。この時私はああ、そうだったのか。と、とても肩の荷が降りました。今まで大勢のいる場所に留まることができず、過呼吸発作を起こしまた発作が起こったらどうしようと悩み続けてきた長い年月から開放された気がしました。先生と親と相談した結果、休養が必要となったため学校は退学しました。そして少しずつでいいから働こうとアルバイトを始めました。パニック障害をまず治すためにSSRIのパキシルを処方されました。始めの1週間は副作用の吐き気が酷く辛かったですが吐き気止めと併用し体が慣れてきた頃、全くと言っていいほど発作が起こらなくなりました。私の体にとてもあっていたようです。
そして1年間通いとても元気になり抑うつ状態もなくなった頃、診察の時私の話と同席していた母親の話を聞いていた主治医にパキシルの副作用で躁状態になってきていると言われました。しっかり検査をし、その後双極性障害と診断されました。そしてバレリンを処方されました。副作用もなく、今では普通に仕事に行き生活しています。たまに落ち込むこともありますが、そんなこともあるよね。と思えるくらいにまでなりました。今も継続してバレリン、パキシル、睡眠導入剤、精神安定剤を処方してもらい飲んでいますが、昔のような絶望の日々から解放されゆっくりですが自分のペースで働いています。私のように悩んでいる方がもしいらっしゃったら家族に相談し、メンタルクリニックに行き楽になってほしいと思います。