40代からイビキが酷くなった夫。無呼吸症候群と診断され、手術で改善。

主人は、結婚した頃から疲れた時などにイビキをかく人でしたが、40代を過ぎた頃からイビキがひどくなっていました。
初めはうるさいな～と思っていたのですが、ある時イビキとイビキの間に不自然な「くっくっく」という音がするように…
隣で寝ていて「あれ？」と思いしばらく観察していると、どうも息をしていないような…
本人は寝ているし、翌日聞いても「寝ていて自分ではわからない」というので気になりつつもそのままに…
ある日、テレビで無呼吸症候群の特集をやっていて「これだ！」と思い受診を勧めました。

診断の結果は「無呼吸症候群」。
手術を勧められましたが、受診した病院では手術できないとのことで日赤病院に紹介状を書いてもらいました。

10日ほどの入院が必要とのことで、仕事の都合もあり、本人も手術するかどうか迷っていたのですが、

・もともと扁桃腺が腫れやすくて高熱を出すことも多くそれも改善されること
・アレルギー性鼻炎があり、手術以外の治療方法が限られること
・仕事中に強い眠気に襲われるなど、生活に支障が出始めていたこと

この3点が決め手となり手術することを決めました。
病院に手術の予約を入れ、職場にも事情を話して休みを申請し、結局手術できたのは受診から2か月後でした。

手術内容は、扁桃腺摘出と口蓋垂（のどちんこ）の摘出。
手術自体は2時間程度で無事終わりましたが、麻酔が覚めてからが大変そうでした。

麻酔が覚めてしばらくしてから、喉の痛みを訴え座薬を入れてもらう。
出血量を測るため？に唾をタライに溜めといてくださいと言われたのですが、出てくるのは唾というより真っ黒な血液。
喉に溜まる？ようで何度も吐く。
その夜は食事が取れず、点滴のみ。

3日間くらいは痛みのために座薬を何度も入れてもらいました。
声を出してしゃべれないので筆談で。
食事は、飲み込むのが痛いようでほとんど食べれず点滴で過ごしました。

4日目くらいから少しずつ食事が食べれるようになり、痛みはあるものの夜も眠れるようになったようです。

その後、術後の経過が良かったようで8日目に退院。
まだのどの痛みはあるようでしたが、筆談・食事をおかゆやうどんにするなどした以外は普段通りに過ごしました。

手術をして以降、大きなイビキをかくことも無くなり、高熱も出さなくなりました。仕事中の眠気や倦怠感などもかなり改善されたようで、今では喉に違和感を感じることもなくなり、本人は手術をやって良かったと言っています。