初めての胃腸炎で倒れてしまいました。辛く苦しかったけど学んだことも。

ある週末の夜遅く、突然吐き気に襲われました。同時に寒気と腹痛、そして下痢。夕飯の何かにあたったのか⁈と思い出そうとする間に嘔吐と下痢は酷くなっていき、トイレから離れられなくなりました。結局その夜は一睡もできず、一晩中トイレにこもりっぱなしでした。
その時は一人暮らしだったので、近所の友人に電話で助けを求め、朝一番に近くの総合病院まで車で連れて行ってもらいました。
もう体力を消耗しきっていたのか、診察を待っている途中、トイレに向かおうと立った瞬間、そのまま倒れてしまいました。気付いた看護師さんが、ベッドで待つように機転をきかせてくれ、とても助かりました。
今考えると、先に受付で体調を伝え、診察の順番を早くしてもらうなりベッドで待たせてもらうなりお願いすれば良かったのかもしれません。
ようやく自分の番が来て診察してもらっていたのですが、横になっていた時はまだマシだったのが、起き上がると再度気分が悪くなり、診察中に嘔吐し、そのままベッドに運ばれ、即、採血と点滴を受けました。食べ物はほぼすべて出していたし、水分も受けつけなくなって体力を消耗していたので、点滴だけで随分気分がマシになっていきました。
点滴が終わる頃に医師が来て、急性胃腸炎ですね、と告げられました。食中毒の可能性もありましたが、最後にとった食事内容からは可能性は低いと思われ、結果、ストレスからくる胃腸炎じゃないかと言われました。
その後、一日だけ入院し、退院後は一週間は安静するよう、特に肉や油物は禁止で胃を休めるよう言われました。
自分の胃腸炎で学習したのは、
・嘔吐後は、飲むなら温かい麦茶か白湯、ということ。
食べ物を受けつけない時は、せめてスポーツ飲料を…と思ってしまいがちですが、スポーツ飲料は甘すぎて口の中が気持ち悪くなります。その点、麦茶は甘くないし、ミネラルも入っています。
そして冷たいより、温かい飲み物の方が、身体に吸収されやすいです。
あと、胃腸炎時の腹痛は、生理痛や風邪の時の腹痛時の違い、おヘソの辺りから下、横に切られる痛みを感じます(医師に確認したわけではないので、あくまで個人的意見になりますが)。別の知人が急性胃腸炎になった時も同じ切られる痛みだったと言っていたので、それが胃腸炎の特徴かも、と思っています。
なので、吐き気と同時にお腹がユルい時には、お腹の痛みを感じとり、とりあえず胃腸炎かどうか冷静に確認するようにしています。
何にしても、同じ場所の痛みでも、痛みの部分や痛みの感じ方で病気の原因がわかることが多いです。痛くて苦しくてパニックに陥りやすい時でも、自分の身体に起こっている症状を冷静に確認することは重要なことだと、この体験で思うようになりました。