陰部に異常な痒みを感じたところ、「膣カンジダ」でした。 (写真あり)

■カンジダ膣炎　に気づいたきっかけ
生理前に、陰部の異常な痒みを感じたのがきっかけです。

梅雨の時期だったのですが、朝起きると突然かゆくなって、血が出るまでかきむしりたいほどになりました。

また、生理前は黄色いおりものが出るのですが、それよりも、ヨーグルト状の白いおりものが沢山出たので、異常を感じ、婦人科を受診しました。

■医師の診断
膣内を綿棒のようなもので組織を擦り取って、顕微鏡で見ていました。
１０分後、「カンジダ膣炎」と診断されました。


カンジダはカンジダ真菌というカビの一種で、普段から口中等、体の中に存在する菌です。

この菌があるきっかけによって、膣の中で大繁殖して滅茶苦茶かゆくなるのがカンジダ膣炎と言う症状です。

ざっくばらんに言うと
「女性の大事なところが水虫にかかること」
と言われ、すごくショックでした。


■治療方法
膣内をクスコで空け、奥まで消毒され、抗真菌剤というカビを殺す薬を膣の奥に入れられました

文章で書くととても痛そうな処置ですが、実際は殆ど痛みはありませんでした。
消毒液が冷たいと感じるくらいでした。

私は、膣の外にも発症していたようなので軟膏の抗真菌剤も塗られました。

処方された軟膏はアトラント軟膏というものです。

カンジダ膣炎の治療をして、だいたい症状は5日くらいで治まってきますが、カンジダ膣炎の治療は、2週間くらい軟膏を続けたほうがいいといわれました。

というのも、治ったと自己判断して、途中で治療をやめるとまたすぐに再発することがあるそうなので、完治するまでは軟膏を続けるようにと言われました。


■治療して２週間後
軟膏を塗って２日くらいで、かゆみはほぼなくなりました。
ヨーグルト状のおりものも、だいぶ減りましたが、まだ出ているので油断はできないようです。

また、カンジダは再発する可能性が高いといわれました。
特に、歯の治療等で抗生物質を飲んだ時だそうです。

抗生物質は体の中の大事な菌も殺してしまいます。
そのため膣内のカンジダ菌をやっつける乳酸菌も弱めてしまうからだそうです。


■陰部に痒みを感じる女性の皆さんへ。
私は、今まで陰部に痒みを感じることが殆どなかったので、突然の痒みにびっくりして、体に異常があることを感じすぐに婦人科へ行きました。

軽度だったようで、治りも早いとと言われました。
ひどい方だと、ずっと我慢しつつ、かきむしってしまうためその分菌が大繁殖し、治りが遅くなってしまうそうです。

また毛深い人は、蒸れる環境のため少しカットするのもよいそうです。
肌が敏感な生理前後にカットするのは厳禁とのことです。

私も、生理外にカットしたら、大分快適になりました。

痒くなってしまったら、市販薬等の自己判断ではなくすぐに婦人科に行ってくださいね。