眠れないほどの陰部の痒み。原因は「カンジダ膣炎」でした。薬で完治し、今は快適です。 (写真あり)

■カンジダ膣炎になってしまった　きっかけ
排卵期など、おりものが増える時期になると、陰部や下着が湿りかゆみを感じるときがありました。

夜も眠れないほど、かゆみが出てしまったので婦人科を受診しました。

■カンジダ膣炎とは
パートナーから感染することもありますが、もともと人の体内にある菌とも言われ、他のSTD（性病）とは少し性質の違うものとなります。
典型的な症状として、外陰部のかゆみがあり、ヨーグルト状のおりものが増えたりします。

性行為による感染もありますが、もともと人が体内（腟内、腸管など）に持っていることが多い菌で、何らかのきっかけ（体調を崩すなど）によって、さまざまな症状を引き起こします。

■医師の診断
おむつ､生理用品などの長時間使用による｢外陰部のむれ｣は､膣カンジダ症を引き起こすきっかけとなるそうです。

また､性交渉の回数が多いと､その分､膣内が汚れやすくなりますし､妊娠や糖尿病などで体の免疫力が低下すると､カンジダ真菌が繁殖しやすくなります｡

また､発症のきっかけには､｢外陰部の不潔｣も挙げられますがだからといって､必要以上に性器を洗浄器などで洗うのは
よくありません｡

もともと膣内は酸性に保たれ､清潔になっていますから､｢膣内は洗わずに､外陰部だけを洗う｣ように心がけることが
重要と言われました。

■処方薬について
２種類処方されました。（画像あり）

●リンデロン-Vクリーム0.12％の作用と効果
合成副腎皮質ホルモン剤（ステロイド）で、炎症による皮膚のかゆみ、赤み、はれなどの症状を改善します。
通常、湿疹・皮膚炎や乾癬などの治療に用いられます。


●ゲンタシン軟膏0.1%
細菌を殺菌する塗り薬です。化膿性の皮膚病に用います。

■カンジダ膣炎に悩む皆さんへ
私は、婦人科で膣内を消毒してもらい（全く痛くありませんでした）
上記２種類の処方薬を頂いたら、１週間ほどでかゆみが消えました。

ストレス等で免疫力のが低下すると膣炎に掛かりやすいそうなので、ストレスを防ぐため健康的な生活を心がけてくださいね。

通気性の悪い下着やきついガードル、ジーンズなどを避け、カンジダ菌の生息しにくい環境をつくることも大切だそうです。

パートナーにも感染してしまうので、かゆみを感じたら早く婦人科に行くことをお勧め致します。