カンジダ膣炎で激烈な痒みに襲われ、受診後2日ほどで治まりました。 (写真あり)

【症状】
最初は外陰部に軽い痒みを感じる程度で自然に治るだろうと考えていましたが、
一向に治まる気配がなく、１日ほど経つ頃には激烈な痒みに変わりました。
おりものがカッテージチーズのようなポロポロとした状態になっていたことから、
多分カンジダ膣炎を発症したのだと思い、病院へ行きました。


【医師の診断】
問診で症状を伝えると、すぐさま医師から
「おそらくカンジダ膣炎だろうと思います。」と言われました。
内診の結果、やはりカンジダだと診断されました。
風邪や抗生物質の服用、ストレスや疲労など免疫力が落ちることで、
膣内の常在菌の状態が不安定になり発症するそうです。
性感染症のイメージを持っている人も多いようですが、
性感染による発症は1割弱なのだとか。
私も、発症した時期は仕事が忙しく、ストレスも結構溜まっていたので、
免疫力が落ちていたのかなと思います。

治療は、膣洗浄とイソコナゾールという膣錠を入れてもらうだけ。
簡易検査も含めて5分と掛からない感じでした。
「ドロドロとした状態のおりものが大量に出てきますが、
薬が溶け出す影響なので驚かなくて大丈夫です。」と言われ、
アデスタンクリームという外用薬（抗真菌剤）を渡されました。
外用薬は症状が治まっても数日間塗り続けるようにとのことで、
症状が治まるまでは石鹸は使わずシャワーのみで陰部を洗うことと、
性交渉は控えるように言われました。通院の必要はなく、3日経っても
症状が改善されなければ再受診するようにとのことでした。


【経過】
病院に行った安心感からか、病院を出た直後から少し痒みが治まった気がしました。
でも、それは気のせいでした。　痒みが治まったのはほんの一時。
昼過ぎに病院へ行ったのですが、数時間経過してもドロドロのおりものが
出ることはなく、人によって薬の効き方が違うのかも…と考えていました。
ところが夜になると、おりものの量が増え、それと同時にまた痒みが
ぶり返してきました。　ちゃんと外用薬も塗っているのに
何で痒みが治まらないのだろうと思いましたが、
この薬は抗真菌剤なので痒みを止める作用はありませんでした。
カンジダ菌が治まらない限りは痒みも治まらないので、
ひたすら我慢するしかないようです。
大量のおりものと、強烈な痒みを我慢し続けて2日ほど経った頃、
朝起きたら、おりものの異常と痒みが消えました。
今までの状態が嘘のように改善され、一気に治りました。


【最後に】
カンジダは一度かかると再発しやすいらしく、ストレスを溜めないようにしたり、
免疫力を低下させないように気を付けなければいけないそうです。
結果的に1度の受診で治りましたが、あの激烈な痒みに襲われるのは懲り懲りです。
もし再発した際は早めに病院へ行き、痒み止めも処方してもらうつもりです。
私と同じような症状になった方は、早めの受診をお勧めします。