不安が元々強く、成人後にパニック障害を発症。心療内科に行って良かった！

不安障害のようなものが元々強く、受験などもずっとプレッシャー
の中で育ってきたせいなのか、

恋愛もうまくいかなかったせいなのか分からないですが
成人してからパニック障害、という精神疾患にかかりました

不安とか恐怖といったもの、うまくいかないことが続けば、
きっとどこかで糸が切れて、おかしくなってしまうのかも
しれないのですが、最初はそれを病気だとも思っていませんでした

元々落ち込んだり、人よりうまくいかない人生が続いているだけ
なんだと思っていましたが
気が付いたのは急に「電車に乗れなくなった」という症状です

混雑している電車の中でのみ、急に訳も分からず、
予兆もなく、息苦しくなり、唾も飲み込めず、
息を吸うことも吐くこともできなくなり、
目の前で人がすし詰め状態になっているところで
顔面蒼白になっていたのではないか、と思います

駅間の距離が長いところを電車で走行している間に発症し
呼吸ができなくなって、衝動的に走っている電車からでも
窓をぶち破って、外に飛び出したいと思うほどの
苦しさでした

でもだからといって、満員電車の中でイライラしている人たちに
助けを求めることもできず
ただただ次の駅に着く瞬間をずっと待っていたと思います

駅に着いた途端に飛び出して、人ごみの波をなんとか抜けながら
暫くその場に休んでいたと思います
そのときは学生で私にしては珍しく打ち込んでいた講義の時間があったにも
関わらず

駅で暫く休んでから帰ったと思います

何故か帰りの電車では、人が混雑していないせいか
呼吸が苦しくなることはなく、
自分が一体どうなったのか全く分かりませんでした

混雑した状況になると苦しくなってしまって、
私は自分が「急に人酔いをする」体質になってしまった
と思うようになりました

経済的にもあまり恵まれていなかったので
私はよく美容師さんからカットモデルを引き受けていました

普通のお客さんとして、というよりデビュー前の美容師さんの
カットデビューをするための練習台になれば
安くなるか、場合によっては無料になるので
学生の後半は大概、カットモデルでした

なので美容師さんに協力しなければならないのに
美容師さんの優しい手で髪の長さを調整してもらっている
間にも急にまたあの訳の分からない発作のようなものが
起きるのを感じ

シャンプー中にも何度もトイレに立ったりしてしまって
美容師さんには本当に迷惑をかけてしまいました

私は暫く、この症状を病気だとも何とも思ってなくて
普通に「乗り物酔い」「人酔い」する体質になってしまったと
思い
普通にスーパーやドラッグストアなどで
「乗り物の酔い止め」の薬を購入したりしていました

それを服用したことによって、喉の粘膜が隆起したような
感じになり
吐き気がしても、グッと喉にブレーキをかけて
抑えるようなことが自分でできたので
発作が起きても、それで吐き気をこらえていました

学校の友達ではなく、知り合いの相談しやすい同性の方に
症状を話したら
それはおかしい、ということで心療内科に連れていってもらい
一緒に診察に行きました

私は精神科なんか信じないし、とっくに同じ症状で近くの病院に話に
行っていたのですが
そこでは睡眠薬しか処方できないよ、などと言われたので
腹が立っていたので
あまり期待していませんでしたが

そこで診察の結果
「パニック障害」だと診断され、自分で調べても
症状が一致したので、納得できました

自律神経の狂いなどから出てくる不安障害で
人によって、発作の出る場所が異なったりする
厄介なものだそうで

ちゃんとした心療内科に通って
処方された薬でも治すことができるので

私のように急激に突然予期しないところで
息苦しくなったり、呼吸ができなくなるようなことがあれば

心療内科にかかる、ということをおすすめします