高齢妊娠での稽留流産、、覚悟してはいたものの体験してわかる喪失感。

念願の妊娠反応！
38歳、高齢妊娠です。
市販の妊娠検査薬でばっちり妊娠反応が出たため、ワクワクして産婦人科へ。
この時はまだ自分が流産するとは思ってもいませんでした。
高齢出産の流産率は勉強していたため、可能性も低くはないこともわかってはいましたが、やはりこの時は他人事でした。。
胎嚢は見えており、先生からは「おめでとうございます」との言葉。
最終月経から計算してまだ5週とのこと。
まだ赤ちゃんも心拍も確認できないのは普通だから、と先生。
また1週間後にとのこと。
6週になってもまだ胎嚢のみ。
少し不安になり、6週で心拍確認できないのはどの位の確率なのか、ネットで検索しまくりました。
まだ、大丈夫！
自分にも言い聞かせましたが、毎日毎日不安でした。

また1週間後、7週になりましたが、赤ちゃんも心拍も確認できません。
先生の表情も固くなってきているのがわかりました。
エコーの器械の角度を色々変えて探してくれましたが、赤ちゃんはいません。
いつもより長く先生はエコーでずっと探してくれましたが、まだ赤ちゃんは袋の中にはいませんでした。

7週の診察が終わり、先生からお話がありました。
来週赤ちゃんと心拍が確認できなければ、残念ですが、流産と思ってください。と。
涙が止まりませんでした。
毎日神社へ行き手を合わせました。
調べてはいけないと思いながらも、ネットで検索の日々。
不安で眠れない毎日を過ごしました。
赤ちゃん頑張れ頑張れと毎日お腹に手をあてました。

8週5日、不安で、怖くて足が震えました。
しかし、やはりエコーでさがしても胎嚢のみで、赤ちゃんは見えませんでした。
1人だったのでしっかりしなくては。と思うのですが、、先生のお話はあまり頭に入らず、ただ涙があふれました。
手術の予約して、採血、尿検査をして帰宅しました。

手術の当日、麻酔をかける前に最後にもう一度先生に頼んでエコーで診てもらいました。
無理を言ったのに、先生は快く診てくれました。
しかしやはり赤ちゃんは見えませんでした。
あとは産婦人科の診察台に寝てすぐに麻酔がかかり、
起きた時には終わっていました。
赤ちゃん、赤ちゃん、赤ちゃん、、。
ずっとその日は泣きました。

初期流産は染色体異常で、自分の責任ではないことはわかってはいましたが、
やはり自分を責めました。
こんなに大きな喪失感、悲しみに襲われるとは思っていませんでした。
6月20日予定日だよ。と、言われた日、天にものぼる気持ちでした。
赤ちゃん、、また私のお腹にきてくれるかな。。。