脳梗塞の再発の危険性を調べるため右頸動脈閉塞における血管造影検査をしました。

脳梗塞の治療後、京都市立病院からの紹介で、セカンドオピニオンとして受診。
脳外科関係の診断で「土曜日相談会」に先ずお邪魔し、市立病院でのMRIの検査結果（DVD）などを診て頂き、血管造影検査を実施したほうが良い旨、アドバイスを頂きました。

脳梗塞の再発の危険性に関し打ち合わせを実施しました。右の頸動脈が閉塞しており、別の血管でカバーしている状況とのこと。逆に完全に閉塞している方が再発の危険性が無いとのことで、その「閉塞具合」を確認するために、造影剤による診断を実施しておくべき、とのことでした。

完全に閉塞していれば、手術せず、現状の血液抗凝固薬の継続。完全に閉塞していなければ、血管内側の「プラーク」が飛ぶことによる脳梗塞再発の恐れがあり、手術必要、とのことでした。

説明内容もとても納得感のあるもので、さすが評判の病院と感じました。造影剤検査自体も非常にスムーズに実施。結果、完全に閉塞しており、手術はしない方針となりました。今後も、何かの時には、判断材料として、セカンドオピニオンを取って行きたいと思います。


【追記】
「血管造影剤検査を受診しました。検査詳細報告致します。」

脳梗塞の事後検査で血管造影剤検査をいたしました。２泊３日の検査入院でしたが、自身も不安でしたので、お役に立てれば、と思い、詳細の報告をさせて頂きます。

日程としては、木、金、土、の３日間で、木曜の午後に来てください、とのことで、午後２時頃に病院に到着。そのまま入院ベッドに案内され、着替えなどの入院準備を行いました。金曜日が検査とのことで、その準備をします、とのことで、確認すると、「明日は股間部をテープで固定するので下の毛を剃って下さい」とのことで、電気シェーバーを渡され、浴室に案内され、自分で剃りました。その日はそれだけで、あとは休んでおいてくださいとの事。夕食は通常食で準備されておりました。

翌日午前に検査室に搬送され、股間部に部分麻酔を実施。カテーテル挿入。以後はドクターからの声掛けで、各箇所に造影剤が流される形でした。例えば、「これから、頭の左半分に行きます。熱く感じます」といった声掛けです。確かに「ジュワー」と熱い感じがしました。少し時間を明け、１０回程度、撮像されたと思います。全体で４５分程度だったと思います。終了後は入院ベッドに再度搬送され、「これから５時間ほど股間部を動かさないで下さい。トイレは看護師に声掛けしてください。ポータブルを使用します」とのことで、これが結構つらかったです。昼食は、起き上がれませんので、「串」に刺さったおかずでした。お箸でなく、横になった状態で、串で食べる形です。その後は幸い、尿意を催すことなく、股間の固定テープを外す時間となり、自由に動けるようになりました。夕食は通常食でした。

一夜明け、土曜日の朝に退院となりました。手を剃るのが想定外でしたが、思ったよりも苦痛なく終えることができました。ご参考になれば、と思い投稿させて頂きます。