小児弱視で左目の視力が発達していなかった。治療用の眼鏡とアイパッチでの訓練。 (写真あり)

４歳ちょうどになる男の子です。
市の3歳半健診で行われる視力検査では異常なしと診断されていたので安心していたのですが、今年の夏に結膜炎にかかったので眼科を受診したところ、弱視の疑いを指摘されました。
それから三回ほど検査に通い、両目が遠視性乱視、そして左目が弱視と診断されました。
恐らく、左目は産まれてから１度もピントが合ったことがないはずだと言われました。
確かに、左目の検査の間も、嫌がって右目を使って見ようとばかりしていました。

思えば、走っていて左側のもの(公園の遊具など)にぶつかったことが何度かありました。
そして、視覚で感じることが脳への刺激にも影響するそうで、前に市の発達相談で息子の集中力が欠けていると指摘されたことがあるのですが、それも弱視の影響だったみたいです。

先生からは治療用の眼鏡とアイパッチでの訓練を勧められました。早い時期に発見出来たので、今から治療を始めれば視力が良くなる可能性はじゅうぶん有るそうで、早い子なら一ヶ月くらいで効果が現れてくるそうです。発見が遅れて、７歳を過ぎてしまうと、治療が難しくなるそうです。

小児弱視の治療用眼鏡(9歳未満まで)は健康保険の療養費として認められています。(上限あり)
息子の場合だと、健康保険でまかないきれなかった残りの金額は、自治体の福祉医療費受給券のほうで負担していただけました。非常に助かりました。
とは言え、小さな子供が扱うのですから、何時なんどき眼鏡が壊れるかわからないので、万が一に備えてパーツ購入できるフレームを選ぶと良いと思います。鼻パッド一体型のものであれば、壊れにくくメンテナンスも楽でおすすめです。

最後に、訓練用のアイパッチについて。
視力が問題ない方の目に貼ったうえで眼鏡をかけます。
先生から教えていただいたのは、良い方の目を隠してしまうとすぐに眠たくなってしまうので、子供が好きなアニメや玩具を用意すること。危険があるので訓練は外ではしない、親が見ている状態で行うこと。
我が家ではカワモトのアイパッチを使っていますが、３才以上の緑色のパッケージのものは、かなりサイズが大きいので、ピンク色の３才未満向けのもののほうがサイズは良かったです。
緑色のは粘着力が強め、ピンク色のほうは粘着力が優しいです。
参考になれば幸いです。

http://www.eyepatchclub.jp/jyakusi/katei.html