Caloo(カルー) - 便秘外来への通院と、決まった食事時間で便秘が改善しました : 病気体験レポート
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便秘外来への通院と、決まった食事時間で便秘が改善しました

オレンジ603  (40歳代・女性)

241views 2016年08月15日投稿 1votes 0comments
病気慢性便秘常習性便秘便秘
製薬酸化マグネシウム原末「マルイシ」

【症状】
20代より便秘の症状がで始めました。便が出なくなってしまったきっかけは、ダイエットでした。きちんとした食事をしなかったのが原因だと思います。
その後ダイエットをやめても、慢性の便秘になったまま治りませんでした。

お腹が張ったように苦しく、出ないせいで胃までむかむかしてきます。
食欲がなく、吐き気が出ることもありました。
便が出ても、ころころしたようなものが出るばかりで、お腹はすっきりしません。
たまりたまって出たときには、おしりが切れてしまうことも良くありました。

そのような生活を10年以上送っていました。

【便秘外来への通院】
社会人になると、体を動かすこともなくなったせいか、便秘はますますひどくなりました。
ネットで調べてみると、「便秘外来」という診療科を置く病院があることを知り、
早速通院を始めました。
エコーで腸の中と動きを確認し、便秘薬として酸化マグネシウムが処方されました。
それ以外に、病院で販売している食物繊維のサプリメントを購入することになりました。

日頃の生活で指摘されたことは
1.普段摂取している水分量が非常に少ないこと(1日でカップ2,3杯でした)
2.運動量が極端に足りないこと(運動は全くしていませんでした)
3.晩ご飯の時間が遅いこと(毎晩夜10時~11時頃)

です。

【生活改善】
指摘事項を改善すべく、生活を見直しました。
1.普段摂取している水分量が非常に少ないこと
については、会社にポットを用意して机に置いておき、いつでも温かいものを飲めるようにしました。
ポイントは
 ○体温より温度の低い飲み物はあまり摂取しないこと
 ○だいたい1日1リットル程度を目安に
 ○お気に入りのポットを用意し、気分を上げられるようにしたこと
です。

2.運動量が極端に足りないこと
については、働いているとなかなか運動に時間を取ることが出来ません。
そこで、会社で用意したポットの容量を少ない物にすることで何度も給湯室へ足を運び、地味ですがなんとか歩数を稼ぎました。

3.晩ご飯の時間が遅いこと
については、できるだけ9時までには食べ始められるように意識しました。仕事の都合上毎日ではないですが、できるだけ時間を意識することで、早く食べられる日を増やしていきました。

【その他病院に通いながらやっていたこと】
1.毎朝、同じものを同じ時間に食べる
バナナ、ヨーグルト、豆乳の3つです。これは病院に通う必要がなくなった今でも続けています。
ヨーグルトはいろいろな銘柄を試しましたが、私はソフールが一番合いました。それ以来毎日ソフールを食べていますが、異なる銘柄を3日目連続くらい食べると、今でも便秘してしまいます。
毎日違うヨーグルトを食べるのではなく、しばらく続けて様子をみて自分のお腹に合うものを探すと良いと思います。

2.ビオフェルミン、オリゴ糖の摂取
病院で購入した食物繊維のサプリメント以外に、毎日ビオフェルミンの摂取、飲み物やお料理などでお砂糖を使う場面では、通常の砂糖は使わず、すべて「オリゴのおかげ」を入れて、積極的にオリゴ糖を摂取するようにしていました。

3.野菜の摂取
週に一度は、野菜の直売所に行って、旬の野菜を色々買ってくることにしています。これも、今でも続けています。
使わないとダメになってしまうので、せっせと調理することによって積極的に野菜を取るようになりました。特に夏の時期に出る「空芯菜」がオススメで、これをもりもり食べてると、とても快調になります。是非試してみてください。

【成果】
半年ほど便秘外来に通院し、エコーでの検査と酸化マグネシウムを服用し、上記の生活改善を行い、便秘の改善に取り組みました。
約2ヶ月ほどで、酸化マグネシウムを飲む量を少しずつ減らすことができ始めました。
一番効果があったのが、夜の食事時間を早く済ませることでした。これで、ほぼ毎朝決まった時間にお通じが来るようになりました。
朝きちんと便が出ると、お昼がこんなにおいしく食べられるんだ!ということが、本当に驚きました。

今でも1日くらい出なくなることがあります。「ウンログ」というアプリを入れて、毎日便通のチェックをし、どんなときに出なくなるのか把握するようにしています。
たとえば、土日の休みで朝ご飯が遅くなったとき、生理少し前、旅行のとき、前日の夜焼き肉やさんに行った日・・・などなど、今でも生活習慣が乱れると便秘になりやすい、という傾向がつかめました。

お薬や病院に頼るのももちろん必要ですが、それと同時に生活習慣、食生活の習慣を見直し、続けることが大切のようです。
良くテレビや雑誌などで「便秘にはこれが効く」となど、特定の食べ物や、特定の習慣だけが特集されることがありますが、便秘を解消するには、何か1つやれば効くというワケではないことも分かりました。

ただ、その中でも私の場合には、意外にも晩ご飯を取る時間を早める事が便秘改善の大きなポイントでした。
遅めの晩ご飯が習慣になっている方は、まずそこから改善を始めてみてはいかがでしょうか。

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