公益財団法人 がん研究会 有明病院 の口コミ・評判

乳がんの手術のためかかりました。当時41歳。

初診時の女性医師が、終始 高圧的で一方的な態度であった。「…手術の順番だけはどうにもなりませんのでご了承ください」と冷たくいわれ、自分の癌が大きくなっていると自覚していたが、告げられず後々まで後悔することとなった。

執刀医の男性医師の最初の診察でも、突然 (乳房)全摘で再建、と言われ、そのあとも再建再建と繰り返し 再建希望しますよね？！と言われ、戸惑う。再建などその時初めて言われ、どんなものかの説明もなし。患者の不安や疑問にも 憶測や一般論でしか答えないことが多く、不誠実という印象。

更なる問題として、手術後すぐ、抗がん剤になると予測しておきながら、副作用について説明してくれなかったことがある。抗がん剤で閉経し妊娠できなくなることを伝えてくれず、病理検査結果後(術後６週間後)に渡された紙で知った。
苦言を呈したことから、その後 執刀医や内科医から 説明はあったものの、卵子凍結保存について メリット(患者の年齢で治療後に妊娠できる可能性)はほとんどないと言われ、一方的に治療を押し進めるだけの対応だった。

しかし僅かな可能性でも、卵子凍結に賭けるかどうかは患者が決めることであり、患者に本来あるべき選択肢・決定権が軽視されたことに最も憤りを感じる。

抗がん剤を始めるのに時間が限られていることもあり、混乱し、途方にくれ、抗がん剤の実施を躊躇していたのだが、せめて患者自身が納得して治療に進めるよう医師達は最善を尽くすべきだったと思う。