Caloo(カルー) - 佐久市の腸炎の口コミ 1件
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佐久市の腸炎の口コミ(1件)

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佐久市立国保浅間総合病院 (長野県佐久市)

最近胃が調子悪いなぁ、とは思っていたものの仕事が忙しく薬局の胃薬を飲んで乗り切っていた日々。
ある朝突然起き上がれない程の胃と下腹部の痛みに変わり、職場に連絡も出来ず母に託して営業時間を待つことなく救急搬送されました。

丁度夜間の当番だったのが腹部専門外科医の先生だったので「大丈夫ですよ~、私はお腹の専門のお医者さんだからね~」と優しく声をかけてくれたのが印象に残っています。
実はこちらにかかる前日に地元の内科へかかっているのですが、トラブルがあり誤診されるという事件があり、こちらで酷い腸炎を起こしている事がわかった為即日入院に。

因みに、やった検査はレントゲン2回、CT、ヨード造影検査(これもCTでやります)、血液検査を数回。

原因は痩せすぎて栄養に極端な偏りがあること(拒食症ではありませんが食欲が減退はしていました)、そのせいで消化器官の動きが悪く便秘から酷い腸のむくみや炎症を起こしていたそうです。普段便秘とは無縁でその日もお通じがあった私が便秘?!と目から鱗でした。

入院生活は当初2日で終わるはずだったのですが、後から出てくる出てくる問題が。まず慢性的な微熱、突発的な高熱(39℃超えしました)。下剤の腹痛で廊下で動けなくなる、食べるとまた高熱。どうにも食べ物を受け付けない体になっていて入院は一週間以上続きました。

その生活のなか、看護師さんて偉大だなぁとしみじみ感じました。概ね内科病棟の看護師さんは優しい人が多く(すごい怖い人もいましたがまぁ患者はお客様じゃないですしね)、担当看護師さんは細やかな気配りのできる方だし、痛みで絶叫する私をそう歳の変わらない若い看護師さんがずっと背中をさすって宥めてくれたり…。
尿検査や便検査、ポータブルトイレの片付け等常に汚い仕事を何とも思わないかのような顔でやってのけて、私は着替えと体を拭くのも手伝ってもらったのですが、脱いだばかりのパンツを事も無げに素手で鷲掴んで「ここ置いとけばいいかな~」と笑顔で聞いてきた若い看護師さんの優しい表情が色んな意味で忘れられません…汗
看護師さん曰く、汚いのなんて日々普通のことだから!だそうです。頭が上がりませんね。
病棟内にも張り紙がありましたが、昼間は患者数人に一人の看護師がつき、16時過ぎると一気に受け持つ患者数が十数人に上がるそうなので、16時以降のナースコールは中々来て貰えませんが我慢です。

担当の先生もお忙しい合間を縫って様子を見に来てくれたり、職場にどう話したらいいかなど私の下らないいじこじにも付き合って頂いたりととても穏やかで優しい先生です。
私は搬送されてから2日ほどまともに話もできなかった為、代わりに母が先生から説明を受けていたのですが、母も「あの先生ならきっと大丈夫よ~」なんて言っていました。

段階的に水だけ、お茶ならOK、いろはすの味つきならOK、重湯から始まり、三分粥、五分粥、七分粥ーーなどと院中は慎重に食事をとって行くことが治療でした。
そして退院までには管理栄養士の方からの食事指導が。

関係ないですが、因みに。テレビはどこの病院も変わらずテレビカードですが、冷蔵庫使用は無料です。有難い。料金とられる病院もあるので、ご参考までに。

他の方のレビューだと対応が悪いという意見もちらほら見かけますが、私は病院はサービス業じゃないから最低限の人間的な優しささえ感じられれば特に不満はないかな~という考えなので、概ね満足な入院生活を送らせて頂きました。お医者様、病棟の看護師さんに感謝です。

来院時期: 2018年05月 投稿時期: 2018年05月
待ち時間: 3分未満 入院 薬: 酸化マグネシウム錠200mg「ヨシダ」、ビオフェルミンR散
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