青森県の膵臓がんの口コミ（1件）

親が癌でお世話になりました。
検査結果を親と聞きに行った際、覚悟はしていましたが膵臓癌のステージ3とのことでした。
私と親は愕然としていた中、なぜだか担当医だけは笑顔で「まだ治療の余地があります！」と意気込んでいて。
余命を聞かされると思っていたので、驚いて「完治するのですか？」と聞くと「いや…完治は…」と言葉を濁されて意味がわからず。
頑なに「でもまだ治療の余地はありますから！」と医師はなぜか一人前向きでした。
私生活の改善や余命宣告などもされることなくのほほんと終わったものだから、親も「なんだ、良くなるのか」と元の生活に逆戻り。
てっきり親も私もまだ生きられると思っておりましたが…、みるみる痩せて体力もなくなり、数ヶ月後には敗血症になり、その時にはじめて「癌告知した時点で余命半年でした」と言われました。
正直言って、は？という気持ち。
もっと早く言ってくれればやれることもあっただろうし、本人も元の生活に戻れると気を緩めることだってなかったのに。
日赤は余命宣告しないポリシーとかあるのでしょうか？
もしあるのなら本当にやめていただきたい。
医師としてわかっていることがあるならその時に的確に伝えてくれなければ医者にかかってる意味がない。
当たり前ですけど死んでしまえば本人が好きなことする時間も家族と過ごす時間もありません。
癌告知の後の余命は本当に大切なものなんです。
きちんと余命宣告してください。
一人一人の人生と死についてもっとよく考えてください。