更年期の過多月経をMEAの手術で解決しました。

もともと生理中の出血量が多い性質でしたが、更年期に入ってひどく、7日間で終了していたのが、止血剤を処方していただいても2週間以上から1カ月超えても終了しない事も度々ありました。

それでも止血剤の種類を変えてみたりして、閉経を待ち望んでいたのですが、ひどい大出血を繰り返し、社会生活に支障が出る程になり、「マイクロ波子宮内膜アブレーション」（略してMEA)という手術の事を中日新聞の記事で知り、豊田厚生病院さんが手術が出来る事を自分で調べて、お願いしました。
担当の先生も手術を簡単には承諾しませんでしたが、（たぶん薬物治療を先に試すのがやり方だったかも）私も切羽詰まっていたので、今までの生理の日数、周期、出血量の状態、止血剤の服用状況を一覧表にして、持ってきていたので、先生に見て頂いたところ、納得していただき手術という事になりました。数ヵ月後に手術をして頂き、子宮全摘出の手術とは違い内側をマイクロ波で焼く手術なので4日間の入院で終了しました。

現在、半年後の検診が終わりましたが、生理も無くなり（人によっては軽くなるそうで）快適な生活をしています。

手術時に聞いた話では、全国的には5割の人に有効だそうですが、この病院は9割の患者さんが有効だったそうです。
帝王切開で出産している人は、症例として良くはならなかったそうで、後日、子宮の摘出手術をしたとか。まだ保険がきくようになってからは新しい手術なのでデータ的には、症例が少なかったとは思いますが、私の手術後はこの半年で着実に数が増えているそうです。

妊娠したい方には向かない手術ですが、同じように悩んでいらっしゃる方がいたら勧めたい治療法です。
下半身の麻酔で済みます。ただ、手術自体より、前日と当日朝に行う、子宮口を広げる処置が痛いです。

外来は患者数が多いのと産婦人科ということで一人一人の診察時間が長くなるので、待ち時間が長いですが、入院中は看護師さんや食堂のスタッフさんも、愛想が良くて快適に過ごせました。病院はきれいです。
私は男性医師でしたが女性医師も複数名いらっしゃいます。