少し早めの閉経後、ホルモン補充治療開始に疑問を持ち別の病院へ。

47歳。閉経して4〜5年経ちます。
婦人科にはガン検診で、最低でも年一回は掛かっています。

以前掛かっていた婦人科の先生は、閉経した途端にすぐホルモン補充治療をすすめました。すすめたとゆうより、決定されていたのですが。
副作用についての説明など全く無く、ただパンフレットを渡されて、「来週からです」と一方的に言われました。その時私に、更年期の自覚症状が特に出ていたわけではありません。閉経の事実と、年齢的に閉経はやや早い、とゆうその2点のみで即決でした。しかし帰宅して渡されたパンフレットを読んだり、ネットで調べたりしてみると、ホルモン補充治療には多少のデメリットや副作用がある、との事。

例えばやっと終わってすっきりしていた生理の再開。吐き気。めまい。体重増加などです。吐き気やめまいなどは、必ず起こるのでは無く、そうゆう症状が出る人もいる、との事。
何の自覚症状も無いのに、簡単に決定されたのが不安で、セカンドオピニオンを聞くために他の婦人科を受診。

するとそこの先生の見解は全く違っていて、閉経したからと言って、誰でもかれでもホルモン補充する必要は全く無い、との事。年齢についても、43歳位の閉経なら、特別異常ではないとの事。個人差があるので、それは人それぞれ。
ホルモン補充は、よほど、めまいや気持ちの落ち込みなどの更年期症状が出ている人のみ行えばいい、との事でした。

私はそのような自覚症状は無かったのですが、女性ホルモンが減少することで骨粗しょう症になるのが心配でした。先生から、一度骨密度を検査してみては？と言われました。薬局の片隅に置いてある器械で誰でも勝手に測れる様なそうゆうものでは無く、きちんと病院で検査して下さいとの事。

そこで近くのリウマチクリニックに行きました。骨密度検査は、まず整形外科のレントゲンの様な大きな装置で寝たまま測ります。胸部レントゲン撮影の時と同じで、金具の付いたものは身につけられません。
それプラス、血液検査でした。装置で測る検査結果はその場ですぐに出ますが血液検査は日数が掛かります。

私の場合、結果は、同年代に比べるとやや密度が落ちるけれどもほぼほぼ平均値でした。ただし、すでに閉経していることもあり、今はほぼ平均値でも、今後緩やかに密度が落ちて行くかもしれない、との診断結果。

でもリウマチクリニックの先生も、ホルモン補充治療は必要ないのでは？と2件目の婦人科の先生と同意見でした。ホルモン補充治療はお薬を飲むだけですが、先に述べた様なデメリットも多いので、更年期症状の出ていない人がするには強すぎる、との事。その意見を聞いて、セカンドオピニオンを聞いて良かった〜と実感。

それでも気になる骨密度。そこで先生からの提案で、ホルモン補充ではないけれど、ビタミンDを服用してみましょう、と。正確には「ビビアント」とゆうお薬で、朝食後に一錠です。この薬で、骨粗しょう症の予防が出来るそうです。稀に吐き気などの副作用があるそうですが私はありません。服用は長期になるそうですが、お薬代は1ヶ月分で2000円ちょっと位です。服用始めてもうすぐ1ヶ月です。

今後は半年に一回程度、骨密度を再測定して、様子を見るそうです。
先生の説明不足を感じたり、見解に少しでも不安を感じたら、思い切って他の病院を受診するのはとても大事だと思いました。
長くなりましたが参考になれば、と思います。