44歳から症状が出始め、自分が思った以上に更年期障害に惑わされています。 (写真あり)

私は今、更年期真っ只中の48歳です。
4年くらい前から生理がポツポツとび、量も驚くほど少なくなってきました
その事を婦人科の医師に告げたら「年齢的に少し早いので卵巣機能低下症の可能性もある」と言われました。でも、ここ5ヶ月生理がピタッと止まっていたので、先日婦人科でホルモン検査をしてもらったところ「更年期」と断言されました。
自分でもそう思っていたので特に驚く事もなかったのですが、ここ3～4年の間、更年期の症状と思われる様々な症状が出てきています。

もともと私は子宮筋腫のためエストロゲン過多にならないようにホルモン剤を服用していたので、その関係で気分が落ち込んだり、イライラしたり、だるかったり、30代の頃から更年期障害に似た症状がありました。
だから自分では更年期が来ても他の人よりは慣れている、そんな自信が少しだけありましたが甘かったみたいです。

初めて「私って本当の更年期が来たの？」と体に感じたのは44歳になったばかりの頃でした。夜眠っていたら急に体が暑くなってきたのです。とにかく暑くて暑くて、確か冬だったのですが、布団から出て体を冷やした記憶があります。
それからホットフラッシュ症状が、夜だけではなく日中にもあらわれるようになったり、めまい、イライラ、落ち込みなど徐々に更年期障害の症状が私の体に出て来ました。
ホットフラッシュやめまいの症状は1日中ではなく、私の場合午前中が多く同時に体もダラダラしてしまい質の悪い生活になってしまうので、何か更年期対策をしなくちゃ、と悩んでしました。
ただ、この頃は子宮筋腫の手術をした後で、それまで飲んでいたホルモン剤、漢方などをすべてやめていて「出来るならこのまま何も飲まずに過ごしたい」、自分の力で更年期を乗り越えたい、そう思っていたのですが、かなり辛い毎日でした。
こんな風に毎日を過ごしている訳にもいかないので別件で通院していた東洋医学で治療する医師に相談し、当帰芍薬散を処方してもらう事にしました。
そのおかげでホットフラッシュやめまい、イライラ、落ち込みなどは軽くなり少し楽に過ごせるようになりました。

でも、その後も次から次へと色んな症状が出てきて私を驚かせます。
下半身がドスンとむくんだり、体が異常に痒くなったり、少ししびれるような感じがあったり、口の中がピリピリしたり、腫れぼったくなったり、胸が苦しくなったり、集中力に欠けたり･･･。本当にいろんな事があります。
体だけの症状なら「辛い辛い」と横になったり我慢できるのですが、メンタルに来ると2～3日は最悪です。イライラして人やモノに当たったり、逆にうつっぽくなって何も喋らなくなったり、とにかく家族に迷惑をかけてしまい、「私って本当に嫌な人間」とどこかに消えてしまいたくなったりもします。
こうなって来ると当帰芍薬散だけではおさまらないので、甘麦大棗湯という漢方をプラスしながら必死に耐える、そしてカカオ95％チョコやコーヒーで気持ちを落ち着かせます。
チョコやコーヒーのカフェインが女性ホルモンと関係しているからなのか？、リラックス効果からなのか？、よくわからないのですが自分にとってはプラスになるので口に入れたくなったときは我慢しないで摂取する事にしています。

更年期対策として私は漢方をメインに取り入れていますが、その他に自分なりに日常生活に取り入れている事もあります。
大豆製品、発酵食品などを積極的に摂る、ウォーキングやヨガで体を動かす、出来るだけ健康的に過ごすように心がけています。
更年期は女性に必ず来るものなので、ひとつに頼らず色んな事を組み合わせながら乗り越えていきたいと思っています。

最後に今、更年期に苦しんでいて漢方を服用してみようかな？、と思っている方に伝えたい事があります。最近はどこの病院でも漢方を処方してくれますが、自分に合っていないとせっかく飲んでいるのに効果があらわれない事があります。
婦人科の医師でも漢方に詳しい方、そうじゃない方がいるので、その辺をしっかり確認して病院選びをすると良いと思います。