手の甲の湿疹。なかなか理解されなかった紫外線アレルギー。

小さい頃から湿疹のできやすい子どもでした。
手の甲やひじ、ひざに酷い湿疹ができることが多かったです。
小学校の頃には手の甲の湿疹が酷くて、かきむしり、何度も皮がむけてはまた湿疹ができるという状態でした。
親にかいてはダメ、と言われてもかゆくてかゆくて我慢できませんでした。
また、寝ているときにかいてしまっていました。
医者には行っていましたが、薬は効きませんでした。
高校生になる頃には、手の甲に湿疹ができるのは、日に当たるからではないか、という事になんとなく気付いてきました。
冬にはできず、春先、夏に症状が出ていたからです。
その事に気付いてからは、夏も長袖の制服にして、手の甲に日が当たらないように自転車によくおばさんが付けるハンドルカバーを付けるようにしました。

２０歳くらいの頃は、プールや海に行くと全身に湿疹ができて、これは紫外線のせいに間違いないと思うようになりました。
でも、その頃、このように日に当たると湿疹ができるという話は聞いたことがなく、私しかそんな人はいなかったです。

２２年前に皮膚科に行った時、日に当たると湿疹ができるという話をしても、
そんな人に出会った事がなかったようで、先生は医学書を出して調べ始めました。
多分、ステロイドの薬をもらったと思います。
それを塗るときれいに治りました。
でも、翌年の春先、また湿疹が出たので、その薬を出してきて塗りましたが、効きませんでした。
より強い薬を塗らないと治らなくなっていたようです。

その後、違う皮膚科にかかって、日に当たってはいけない、日焼け止め、長袖は一年中、と
言われました。

妊娠中は紫外線アレルギーが一切出なかった事は不思議でした。
出産後、紫外線アレルギーは一気に酷くなり、冬でも長く日に当たったりするとできてしまいました。
幼児は外で遊びたがるので、湿疹とはお付き合いしないとなりませんでした。

耳や、足、日に当たるところにはできてしまいます。
年々酷くなるような気がします。

今は、この病気はポピュラーになり、同じような人もいます。
子どもには今のところ、症状がありませんが、遺伝していないか心配です。