痛みはなく痒い発疹が数カ所にできただけの軽度の帯状疱疹。 (写真あり)

◆◇受診まで
朝から肩周りに日焼け後のようなヒリヒリとした違和感を覚えるも、
数日前に枕を替えて肩こりがあったので、その影響かと放置。
夜になり痒みが増してきたので、何かあるのでは？と鏡で確認。
体の数か所（背中・肩・胸）に発疹があるのを見つけました。
帯状疱疹を疑うもウェブサイトで「複数箇所に同時にできることはまれ」との記載と「激痛」
とあるに、痛みよりむしろ痒みが強かったこと、頻発時期（夏の終わり）から外れていたこと、
さらに背中と胸の発疹はカラダの中心部だったことからから違うのか？と、様子をみることに。
前夜には真っ赤だった発疹が翌朝には色が落ち着いていたので、
受診を見送ろうとしましたが、日中に痒みが強くなったので帯状疱疹じゃないにしても
何らかの病名がつくものだろうと受診をすることに。

◆◇診断
皮膚科を受診した結果、
患部を見せるとすぐに帯状疱疹との診断を受けました。
しかも軽度ということで通常１週間服用とされる抗ウイルス内服薬の処方を５日分受けました。
痛みの訴えをしなかったせいか、痛み止めその他の処方はありませんでした。
この薬、後発薬はなく高め（一日1000円くらい）なので先生が意図的に最低限に抑えてくれた可能性があります。

◆◇治療経過
帰宅後自分で調べてみて、
胸・肩・背中と複数個所あるように見える発疹はほぼ横並びの高さにあり、
同じ神経帯に属しているから何らおかしくないと納得。

冷やすのはよくないという先生の指示に従い、
使い捨てカイロを患部近くに貼って温めた効果か、あまり痛むことなく（さりとて痒みが治まるわけでもなく）
たまに骨を折るために力を入れられるような痛みが走るだけとういう状態が続き、５日分の薬を飲み終えました。
発疹の状態は受診前との違いを視認できるほど変化はなく、痒みは相変わらずでした。
再受診を迷いましたが、ウェブサイト上に
・抗ウイルス薬は通常１か月かかる発疹の鎮静化までの期間を短くするだけ
・薬は飲み始めて２日以降にしか効果が現れない（ちなみに発疹後72時間以内に飲み始めないと効果がでないとも）
・抗ウイルス薬は最長１週間分しか保険適用にならない
・発疹は残っているがウイルスの活動期自体はもう終わっており、あとは皮膚が戻るのを待つばかり
との記述を見つけ、症状の悪化を確認できないので再受診はしないことにしました。

その後画像のような経過をたどって
痛みや水ぶくれ等の症状がでることなく鎮静化しました。