心身の疲労が引き金となり、左胴体に帯状疱疹が出現。投薬して回復へ。 (写真あり)

◎前兆から発症に至るまで◎
激務が続いて家に4時間ほどしか帰れない、心身疲弊しきった日々が続いておりました。

そんなある日、左腰辺りに神経痛のような不快なチクチク感がありました。
特段それを気にせずに寝て、暫くして起きると腰のチクチクがジクジクの痛みに悪化していました。
服が擦れると針で刺されているような痛みがあったので鏡で確認すると、虫刺されのような赤い点々が薄っすら腰に現れていました。
この時点では、痛みの割には見た目は虫刺されのようだったのでオロナインを塗布して過ごしました。

しかしそれから半日経った頃には更に痛みも酷くなり、神経からズキズキ、ジクジクと脈打つような感覚になりました。
異変のある箇所だけ神経痛で時折ビクビクと痙攣しました。
そして左腰腰に現れていた赤い点々は左腰脇から股の脇まで左半分の胴部に広がり、痛みのある大小様々な大きさの水疱が集合体となって沢山現れていました。
流石にどうしようもないと思い、皮膚科へ受診しました。

◎帯状疱疹と治療薬◎
先生は視診するなり、これは帯状疱疹ですよ、と診断しました。
どうやら疲労やストレス、加齢、紫外線、生活習慣等で免疫が弱まった時に、過去に水疱瘡になった人の神経節で眠っているウイルスが活性化して発症するようです。
また、傷跡や神経に後遺症が残る可能性もあります。

治療として、ウイルスの増殖を抑えるファムビル錠250mg（飲み薬）を１日3回（一回2錠）を1週間服用する事になりました。
この薬は高額で6000円しました。
高価ではありますが服用すれば治るまでに一ヶ月かかるところ、1週間程でウイルスが鎮静化します。

◎服用からの経過◎
服用を開始して3日目までは変化がないように思いましたが、悪化していない事に気付きました。
5日程で水疱がかさぶたになっていき、次第に赤みも引いていきました。
跡にならないように、服が擦れないように注意が必要でした。
しかし服用中は、ファムビルは鎮痛剤ではない為、ロキソニンも服用していました。
痛みは一ヶ月程残りました。

◎帯状疱疹と向き合う◎
後遺症なのか、今でも疲れが溜まると体の左半分の神経が痛くなります。
再発予防としては体を休める時は休めて、栄養バランスの良い食事をする事が一番だと思いました。
帯状疱疹は早めに治療する程後遺症も残らず薬も効きやすいので、異変に気付いたら早めに受診するべきだと思いました。