ノイローゼになりそうな顔面の痛み。風邪を引くと副鼻腔炎を患うようになりました。

誰でもいつでも風邪にはかかるものですが、私の場合は30代半ばから風邪を引く度に毎回急性副鼻腔炎にいきつくようになりました。

初めて経験した時は、風邪の半ば(以前はたいてい頭痛→鼻水→発熱→咳→気管支炎)に水状の鼻水をかんだ際に目の下辺りの副鼻腔が｢バシッ｣と割れる感触が起きました。
途端に両側の頬骨がガンガン痛み始め、水状の鼻水が膿状の鼻水(うす緑だったり黄色だったり)に変わりました。
それまでは祖母から｢鼻水の色が変わると風邪が治ってる証拠｣と聞かされていたため異状とは思いませんでしたが、風邪の症状よりは顔面の痛みで集中力は鈍り食欲や睡眠にも影響が出始め、ノイローゼ気味になりました。
当然市販の総合感冒薬が効く筈もなく、耳鼻咽喉科を受診すると急性副鼻腔炎(蓄膿)と診断され、治療は抗生物質と鎮痛薬(カロナール)を処方してもらえました。
一刻も早く痛みから解放されたい一心でしたが、結局1週間位は服用続けて痛みが消失できました。
副鼻腔内部が炎症を起こしている訳ですから、診察時にワイヤー状の器具を鼻に通されるのは失神しそうでした。

以降、風邪を引くと必ず副鼻腔炎を患うようになり、抗生物質は病院でキッチリとしか処方されないので毎回耳鼻咽喉科に飛び込む事に。
鼻腔の先天的奇形が原因とも言われますが、私の場合は軽い風邪ですら免疫抵抗が追い付かず合併症として急性副鼻腔炎にまでいきつくような気がします。
毎年1回経験してからヤクルトを毎日飲むと、一晩で治る(=総合感冒薬が効く)初期の風邪で済むようになりました。

ここ数年は要領を得て、診察時間や曜日の融通面で耳鼻咽喉科の候補をチェックしています。