熱中症は怖い。体中がガクガク震え３９度を優に越す熱、滝のような嘔吐。

暑い日だというのに、朝から全く水分を欲することがありませんでした。食欲もありませんでしたが、喉も乾かないことは自分にとって珍しいことでした。
水分をとっていないにもかわらず、汗がすごい出て、頭皮もびっしょりな状態でした。
午後になると、体が熱くなり、はじめは３７度台の熱だったのが、夕方になり３９度を優に越してしまいました。
熱が上がっている間、体中がガクガク震えました。震え方はまるで痙攣のようで、抑えようにも抑えられずに、体が勝手にすごく動いていました。
どうしようもなく、休日だったため、時間外の病院へ受診しました。
そのときには、体の震えが止まり、単なる熱だけでした。震えはいっときだけでした。
おそらくお医者さんは熱中症を疑ったのでしょう。私の腕の皮膚を軽くつねって、あとの様子を見ていましたが、その結果熱中症ではない、と診断され、お薬は単なる熱冷ましだけいただいて帰りました。
家につくと少し楽になったような気がして、ようやくここでポカリスエットをがぶ飲みしました。その瞬間、滝のような嘔吐が。
そのせいでさらに気分が悪くなり、そのまま横になり眠りました。翌日朝には熱も下がり、多少体は気だるかったものの、元気に戻っていました。

後日、別の病院で病状を説明すると、診察せずとも明らかな熱中症だとわかる、と気の毒がられました。あのとき、熱中症と分かっていれば、ポカリスエットをがぶ飲みすることもなかったなと思いました。
熱中症とよく言葉が飛び交っている割には、お医者さんによっては判別がつかないものなのかと思いました。少しでも似たような症状であれば、少なくとも水分は少しずつの摂取を心がけないと、あとで大変なことになると学習しました。