食欲の低下と常に感じる不快な症状。逆流性食道炎の仕業だったようです。

先日から急に食欲がなくなり、体重が落ちてきました。連日の猛暑による夏バテかと思い、しばらく様子を見ていましたが、一週間以上経っても食欲が回復せずに、体重は二週間で4kg以上も落ち込みました。自覚症状としては、常に胃がムカムカしており、時おり胃液が喉元までくるような不快な状態が続いていました。
仕事が忙しく、なかなか病院に行く機会が作れなかったのですが、私のみるみる痩せてくる姿を目の当たりにして、家族が強引に病院へ連れて行ってくれました。
病院では、主訴の聞き取りと胃カメラによる診察が行われ、結果として【逆流性食道炎】と診断されました。
近年、増えつつある疾患のようで、放っておくことで癌になる可能性もあるそうです。
よって、楽観視せずに早めの治療をすることが望ましいとのことでした。
原因としては、日々のストレス、食習慣、便秘、筋力の低下などが挙げられるそうです。
実際に、ここ最近は仕事が忙しく、気温の上昇による疲れも症状の悪化に繋がったのだと思います。
基本的に飲み薬による治療を行いつつ、食事内容の改善を行うという治療が行われました。食事の際には、脂っぽいものや香辛料などの効いた刺激の強いものを避けるように指導されました。飲み物にも注意が必要で、炭酸飲料やコーヒーなどは炎症を悪化させる危険があるとのことでした。煙草も危険因子となるようで、禁煙を勧められました。
ゆっくりと休養をとることも勧められました。
とは言え、仕事を急に休むことができなかったので、薬を飲みつつ、バランスの良い食事とのんびりとした仕事を心がけ、夜はお酒を飲まずに早めに就寝することを心がけました。
すると、三日後程度から胃の不快感が明らかに和らいでいるのを感じ、一週間後には完全に違和感がなくなりました。食欲も増進して、体重も増加しました。
健康体でいるためには、バランスの良い食事と休養がとても大切なのだと身を持って実感しました。