幼少の頃から多動の傾向がありましたが、大人になってからADHDと診断

幼少の頃より『落ち着きがない』と言われ続けて、通知表には常にそのように記載されていました。
常にジャンプしていたり、手遊びしていたり…。
ただ、当時はちょっと落ち着きがない子供という認識で、周囲もADHDとは思わずに接していたそうです。

ADHDが認知され始めて、なんとなく疑いをもたれていましたが、なんとか生活できていたのでそのままでした。
大人になり、仕事を始めてから『異様に落ち着きがないよね』と人から言われるようになり、自分は落ち着きがないと自覚していなかったので非常に驚きました。
また、人の話を遮って話し続ける・異様な集中力・忘れっぽさなど、ADHDらしい症状が多々見られることから病院を勧められました。

その後病院で子どもの頃からの出来事を聞かれADHDと診断されました。
投薬治療を開始したのもその頃からです。

薬を飲む前は頭の中に常にいろんな考えが浮かんだり、音楽が流れたり、体を勝手に動かしてしまったりと忙しい毎日でした。
薬を飲んでからはそれが落ち着き、冷静に自分を見つめられるようになり、多動を少しコントロール出来るようになりました。
会社などの社会では多動はかなり目立ってしまうので、多動が落ち着いただけでもかなり生活がしやすくなりました。