石が無くても胆石。胆泥と言う砂のようなもので、激しい腹痛があった。

夫が胆石と診断されました。

ある日の深夜、夫が突然起きてお腹の痛みを訴えました。
じっとしていられないほどの痛みで、一時間くらい様子をみても治まらず
タクシーで近隣の夜間救急外来を受診しました。

救急外来では血液・心電図・検査が行われました。
検査結果では「多少基準より外れる所見はあるが、大きな問題は見られない。
痛みの原因は分からない。」と言うことでした。
軽い痛み止めと整腸剤を処方され、痛みが続くならかかりつけの病院を
日中受診するように、と医師からは言われました。

じっとしていられない程の痛みは、処方された薬を飲んでも止みません。
ネットで消化器の専門医がいて、ある程度の検査ができるクリニックを探し、
救急外来の採血・CTの検査結果を持って受診しました。
（大きい病院は、初診で予約が無いとかなり待つ事が予想されたのでクリニックを選択しました）

診察では症状を伝えたあと、触診がありました。
持参した検査結果を見てもらうと「胆石かもしれない」と。
救急外来ではエコーを行っていなかったので、お腹のエコー検査を行うと、
医師から「胆石で間違いないでしょう」と。
医師の説明では、胆石と言っても必ずしも石ができる訳では無く、砂のような
もので、俗に「胆泥」といわれるものが原因の場合もあるとのこと。
夫の場合は胆泥のタイプでした。

治療はとりあえず自宅療養で大丈夫といわれましたが、再発の可能性もあるので、
症状が落ち着いたら手術を考えましょうとのこと。
抗生剤と痛み止めの内服を5日分処方されました。
また、食事は、痛みが治まるまで基本的にゼリーやスープなどをとるよう言われました。

自宅で言われた食事を守り、薬を飲み始めて1日で痛みが多少和らぎ始めました。
1週間経つころには、お腹に違和感が残るものの、仕事に復帰できる状態になりました。
2週間経つころには、食事は脂ものを避けてはいましたが、普通の食事で問題なく、
お腹の症状も無くなりました。今は何も問題なく生活しています。
今後の治療は、クリニックの連携病院宛の紹介状をもらい、受診して数ヶ月後に
大学病院で手術をすることになっています。

今回、治療に当たってくれたクリニックにはとても感謝しています。
また、自分で病院を捜せるサイトがあって、本当に助かりました。