ある日突然、クローン病。下痢と腹痛、発熱のほか、合併症に苦しみ悶絶しました。

発端は、発熱でした。
毎日、日中は37度、夜間は38〜39度の熱が出ていて、最初は風邪かなと思っていたのですが、病院で薬を貰っても一向に効かず、高熱のまま１週間以上経過しました。

何か変だと思い、色々な病院を受診。辿り着いた大学病院でクローン病が判明、即入院となりました。

思い返せばここ1年ほどお腹の調子が悪く、気になって大腸カメラを受けたりしましたが特に問題なく。病気判明の一か月程は特に腹痛と下痢が続いていましたが大腸カメラも受けていたし、余り気にしていませんでした。

入院してからは一気に悪化して、下痢と腹痛、発熱のほかに合併症の関節痛、肛門部の膿漏に苦しみ、文字通り悶絶しました。本当に動けなくて、寝返りすら勇気が必要なほど。
3週間に渡る絶食もありましたが、これは24時間の点滴で特に辛くありませんでした。

辛かったのは、歩くことさえ出来ない関節痛と肛門部の膿漏（外科手術もしました）、そして何と言っても点滴。
私の腕は血管が細くてなかなか点滴の針が入らず、看護師さんがトライしては何度も失敗して腕が穴だらけになった上、すぐに点滴が漏れて腕を動かすだけで激痛が走るのです。（看護師さんの技術不足ではない）
つらくてコッソリ毎晩泣きました。

現在は炎症が収まって、やっと点滴が外れて食餌療法に切り替わりました。

特に食生活が乱れていた訳でもなく、子どもがいるので生活も規則正しい方でしたので、クローン病は本当に晴天の霹靂といった感じです。

クローン病は難病なだけあって、完治がありません。
もう二度と同じ苦しみを味わいたくないので、今後の食事にしっかり気をつけ、再燃しないようにしていきたいと考えています。