8ヶ月の時に風邪をひいて血液検査をした結果、甲状腺機能低下症が見つかりました。

子供が8ヶ月の時でした。
風邪をひいて、近所の小児科を受診しました。
熱は38.5度で、咳と鼻水もありました。
解熱剤と、咳と痰をやわらげる薬を処方されました。
3日間、熱が下がらないので、4日目に総合病院を受診しました。
総合病院では、血液検査をして調べましょうという事になりました。風邪の症状は、薬で治ると思います。入院するほどでもないとの事でした。解熱剤。抗生物質と咳、痰、鼻水の薬をもらいました。

それよりも、
甲状腺ホルモンの分泌が良くないようです。甲状腺機能低下症と言いますが。
今回の風邪が原因でたまたま少ないのか？一過性のものなのか？
それとも以前から少ないのか？
わかりませんが。との事でした。
それに、身長、体重も成長曲線よりもずいぶん外れているようですし。と言われました。
我が子は、生まれた時から小さくて、1ヶ月検診時は、全く成長してなくて、300グラムしか増えていませんでした。ですので、2ヶ月後も検診をして、3ヶ月検診、6ヶ月検診とも、ミルクを増やしましょうといわれ続けていました。
こちらの総合病院には、内分泌外来が毎週木曜日あるとのことで、来週の木曜日に予約をとりますので、
詳しい検査をしていきましょうとの事でした。
1週間後になりますので、
今から、甲状腺機能改善薬を飲みましょうと。
甲状腺ホルモンの分泌が少ないと、背が伸びないだけでなく、知能障害や、発達障害が残ることもあるので、今日から薬を飲み始めましょうと。
この薬は、副作用もありませんし、成長障害や発達障害が進んでしまってからでは、回復が難しくなるので、治療は早ければ早いほど良いのでと。
忘れず必ず1日1回飲んでくださいねと。

1週間後の診察です。
血液検査と、手や足、膝のレントゲンを撮りました。
血液検査の結果は、やはり甲状腺ホルモンの分泌がよくないとの事でした。
出産時の新生児マスクリーニング検査では、先天性の異常検査はA判定でしたが、ギリギリだったのかもしれませんねと。言われました。
本格的に、甲状腺機能改善薬を飲む生活が始まりました。
その後は、1ヶ月後、3ヶ月後、満1歳時と通い、
毎回、血液検査をして甲状腺ホルモンの分泌量と身長、体重、と手足の長さと検査をしていく事になりました。満1歳児時には、手や足、膝などのレントゲンも撮りました。
3歳の時に、まだ成長曲線よりも外れている、-2SD以下であれば、成長ホルモン注射の治療を始めていきますと。の事でした。
低身長の原因が、遺伝や体質でなくて、病気であれば治療で治せるので治していきましょうと。先生はおっしゃっていました。

たまたまお産した総合病院に内分泌外来があった事で、早期発見に繋がったのだと思い、本当に良かったと思っています。
成長曲線のグラフから異常に外れている、-2SD以下などの方は一度内分泌外来のある小児科で検査してもらった方が良いかもしれません。
遺伝でなく、病気で低身長なら薬で治るそうです。
治療は早ければ早いほど良いそうですので。