１歳直前で初めて熱性けいれんになった時の息子の顔が今でも忘れられません。

１歳直前に高熱をだした際、初めて熱性けいれんになりました。

夕方ごろから38度の熱がありましたが、夜中になり額に手を当ててみるとものすごく熱かったので、再度体温をはかりました。
40.1度まで上がっており、しんどいのか泣き止まなかったので
授乳をしようとしましたがそれでも泣き止みませんでした。

いつもは授乳をすれば寝ていくのですが、その時は違いました。キッチンへ行き、イオン飲料でも飲ませようかと思って移動したときです。

突然、白目をむき、手足を硬直させ震えていました。

どうしたらいいかわからず、たまたま実家だったため、
母を起こし大急ぎで救急車を呼びました。

大声でなんども名前を呼びましたが結局救急車が来るまで反応はなし。

救急車が来たのは10分後くらいでしょうか。
そのころには硬直は治っていたと思います。白目も戻っていたものの、
視線はまったく合わず、この子は一生このままなのかと途方にくれました。

夜間救急で診ていただきましたが、おそらく熱性けいれんでしょうとのことでした。
ダイアップというけいれん止めの座薬をいただき、すぐに自宅に帰されました。
とても怖かったです。

24時間以内にまたけいれんが起きた場合はすぐに来てください、脳波の検査もしますと言われましたので、母親の私は一睡もできませんでした。

幸い、その後24時間はけいれんは起きませんでした。

この熱性けいれんは、決して珍しいことではないと知ったのはそのあとです。
私の周りでけいれんを起こしたことがある子を知らなかったのですが、
特に男の子に多いようです。

それからというもの、熱が出始めて高熱になりそうなタイミングで毎回
ダイアップを入れ続けていました。
ダイアップはお守りのような存在でした。

３歳のときに、出先で2回目のけいれんがありました。
その時は突然吐いて意識がなくなりました。
その時も慌てて救急車を呼んでしまいましたが、熱性けいれんでした。

現在6歳ですが、今では高熱が出てもちょっと震えたり熱せん妄のような症状がでるくらいになりました。

熱性けいれんはとにかく親が落ち着いてどれくらいの時間、けいれんしたか、吐く場合は吐いたものがつまらないように横向きにすること　と言われ、次は冷静になろうと何度と自分を言い聞かせましたが
なかなか冷静に対応できることはありませんでした。

今でも、あの白目をむいた息子の顔が忘れられません。