食道癌ステージ１で腹腔鏡手術。逆流性食道炎、噴門部狭窄等の後遺症があった (写真あり)

私の後遺症を最初に記載します
１．逆流性食道炎
　　同意書３ページ
２．噴門部狭窄（縫い合わせた部分が狭くなる）
　　同意書２ページ
３．肝炎
　　同意書２ページ
４．胃は大きくならず、食事回数は５回以上へ（常識だそうです）
です
上記以外に「幻覚」「妄想」が、手術後４日間有りました
　　同意書２ページ

食道癌ステージ１で内視鏡手術を受けました
よく発見できたと担当医師も感心するほどの「早期発見」でした

しかし、摘出は「食道の半分」と「胃の３分の１」
胆嚢も炎症を起こしているとのことで、ついでに？摘出

腹腔鏡手術は手術翌日に徒歩で病室へ戻ります
私は痛くてベットで移動しましたが・・

基準は保険収入が減らされる15日以前（12日間）で退院です

ドレン４本（体内の血液・リンパ液を体外へ抜く為の直径１ｃｍの管）を抜くと
傷口は標準２日以内でふさがるそうです
私は２倍の５日間掛かりました
これが、入院１か月超えの予兆でした・・・
傷口がふさがりにくい体質だったのです
水分摂取・重湯を食べると吐く！
なんと食道と胃の吻合部、胃の成形部から漏れていました！
　　同意書２ページの縫合不全
再度、絶食・点滴生活へ
３２日間で退院しました

後遺症が始まります
お粥を食べても吐く
カロリーメイトを飲んでも吐く
カルピスウォーターで生きてました

１か月検診
飲み食いできないと訴えましたが、血液検査のデーターでは異常なし
体重が２０ｋｇ減ったと言えば、事前説明の通りで異常なしとのこと
身長１７６ｃｍで６５ｋｇが４５ｋｇへ大幅減でですよ！

３か月検診
再度飲み食いできないと訴えましたが、血液検査のデーターでは異常なし
食事も満足に取っていないのに・・
カルピスウォーターの偉大さ！！（決して関係者ではありません　笑　）
肝機能数値に「Ｈ」が多数表示されるが放置・様子見
粘ったら内視鏡で検査してくれる事になりました
内視鏡検査も混んでいるので予約は４か月目に・・

４か月目の内視鏡検査
鼻から挿入する内視鏡検査でしたが、今までに経験したことがない苦しみ（痛い！）
過去に１０度以上の内視鏡検査を受けています
検査当日は結果説明なし　翌週に外科医から説明
後に判りましたが、内視鏡検査は内科医なので説明できなかった

外科医診察
結果は噴門部狭窄
食道と胃との接合部分が３ｍｍしか開いていない
これじゃ米粒が横に通らない
胃カメラが通る時痛いはず・・
噴門部拡張手術をやることになり、翌週に予約

噴門部拡張手術　１
初回は3日間の入院・手術です
拡張手術時に引き裂けてしまう可能性があるため
1日目は絶食し、ひたすら安静にし事前説明
2日目に拡張手術
　生理食塩水を点滴し手術室へ
　点滴の脇から麻酔？を入れたため、目が覚めたのは病室です
　おかげで痛みは一切ありませんでした
3日目　午後に退院
　1週間後、再度拡張手術の予約
　バルーン（風船）で広げても、1週間でまた狭くなる

噴門部拡張手術　２～４回目
　生理食塩水を点滴し麻酔を入れ、痛みは一切ありません
　４回目開始時に８ｍｍ開口していたので４回で終了し経過観察
　麻酔？を使用するため、車はもちろん自転車・バイク通院禁止
　バス・タクシーで通院です

逆流性食道炎
　３度の拡張手術後重湯が取れるようになりましたが、茶碗１杯で満腹で食えない
　胃は大きくならないので、食事回数は５回に増やすように指示有り
　座っていると問題ないが、夜寝ると１時間程度過ぎると胃液が逆流し目が覚める
　４度目の拡張手術時に内科医に訴えたが、外科担当とのことで次回の診察待ち

外科医師診察
　逆流性食道炎・噴門部狭窄は、手術前説明で可能性があるとし同意書提出済み！
　噴門部形成（胃の中への食道侵入寸法）は個人差もあり非常に難しいそうです
　長すぎると「ゲップ」が出来ず、非常に苦しい
　短いと「逆流性食道炎」になる

肝炎
　１１か月目の検診でも血液検査の肝機能数値は改善せず、肝炎の可能性があるとのこと
　投薬は「悪心・嘔吐の症状改善薬」「胃酸の分泌を抑える薬」だけでした
　インターネットで調べると、胆嚢の機能として胆汁をためて必要な時に腸へ胆汁を供給するらしいです
　炎症がひどいので再手術の可能性があるからの摘出でした
　まあ、仕方が有りません
行きつけ病院（癌発見病院）の内科医への紹介状を依頼し転院しました。

結論！
癌の発生が多くなり患者が増えて入院期間が短く（入院１５日目からは保険から医療機関への支払額が減額される）、患者への負担が少ない腹腔鏡手術が一般化しています
開腹手術のように目で確認するわけでもない腹腔鏡手術では「勘と経験」
いわゆる医者の腕にかかってます

手術同意書の画像５枚中３枚を追加しました（３枚まで画像掲載可能の為４・５枚目は掲載不可）
手術の前々日の夕方に説明を受けました
同意しなければ手術は受けられないので、当然同意しますが、事前に見ていた方が良いと思います
確かに、後遺症の記載はされています
同意書には併発症（手術合併症）と記載
私自身も、同意書の中身は全然記憶に有りませんでしたので・・