70代後半で虫垂炎？！寒気と腹痛を訴え、救急搬送。術後８キロ痩せました。

夕食後しばらくすると、寒気があると自室に寝ていた母の部屋からコンコンとなにかを叩く音が。
お腹が痛くなり、手足が微妙に震えて布団に入った母が立ち上がれずに、ベッドのヘッドボードを叩いて呼んでいた音でした。

既に20時を過ぎていたので車で夜間救急に連れて行こうかと思いましたが、まず救急相談（公共）に電話をしてみました。
高齢(79歳)ということと、娘（私）一人では同じくらいの体重の母を2階から階段を背負って降りるのは危ないと救急車を要請することを勧められ、そのまま電話をまわしてもらいました。
意識はハッキリしていたので駆けつけた救急隊員の方に直接症状を話しながら病院へ。
救急隊員さんと病院の医師の所見は便秘とのことでこの段階では消化器科扱いとなりました。
しかし処置後（1時間以上）もいっこうに回復せず、「まさかとは思うけど」と血液検査だけでなくMRI検査を経て虫垂炎と診断が変わり、日付が変わる頃に外科扱いの入院となりました。

午前中に担当の先生により手術説明があり即日腹腔鏡手術での切除、入院は１週間の予定となりました。
手術は麻酔が覚めるまで数時間で終了、壊疽性虫垂炎で切除したものを見せていただきながら今後考えられる経過症状の説明がありました。

前日の入院から食事は一切なし、元々腸が長めで便秘気味だったせいか術後も腸が動かずガスも出ず、腸閉塞にならないよう４〜５日間も点滴のみとなってしまい、最終的に体重は8kg減。
食事制限があると舌が乾いてしまうのが辛いようでした。

退院後は２回ほど通院しましたが異常はなく生活しています。
高齢になると虫垂炎は珍しい病気のようですが（救急搬送時、実際に最初はそれはないと云っていました）、放っておいたら大変なことになったと思うと怖い病気です。

救急相談したおかげで、夜間に病院に行けて良かったです。