盲腸の炎症を点滴で散らしきれずに、二ヶ月くらい経って手術になりました。

10月の初め、突然、風邪のような症状が出て、高熱が続きました。近くのクリニックを受診したところ、「風邪」という診断で、鎮痛剤や抗生物質などの処方された薬を飲みましたが、熱は上がったり下がったりを繰り返し、ひどい悪寒が続いたため、総合病院を受診しました。
総合病院でレントゲンなどの検査をしたところ、「虫垂炎」と診断されました。すぐに入院になり、医師からは手術をするほどの症状ではないという説明を受けたので、抗生物質の持続点滴で治療し、一週間後に退院しました。
退院後、しばらくは調子がよかったのですが、二ヶ月くらい経った頃、朝、右の腹部を押すと、痛みがあり、再度医療機関を受診しました。検査の結果は、前回、点滴で治療した箇所が炎症を起こしているため、虫垂の摘出手術が必要ということでした。
手術の手続きをし、腹腔鏡手術で虫垂を摘出しました。腹腔鏡手術だったので、出血量が少なく、開腹手術に比べて体へのダメージも少なかったと思います。後日、執刀担当医から、腹膜炎の一歩手前だったとの説明がありました。摘出した虫垂の写真を見せてもらいましたが、赤紫色に変色していました。
手術の回復は良好で、それ以来、右腹部の痛みもなくなりました。