腹部のつっぱりから鋭い痛みに。盲腸で手術しました。

私が中学1年の頃です。
右側の下腹部がつっぱるような違和感がたまにありました。
中学では運動部だったため、筋肉痛かなくらいにしか思いませんでした。
何故かその違和感の場所も少し上下したり、左右に移動するような感覚がありました。
その違和感の感覚が、下腹部なのか鼠蹊部なのかもハッキリしない感じでした。
運動の際、鼠蹊部の伸ばしたり 脚を抱えるように縮めたりすると、違和感を感じやすく思いました。
だいたい一か月以上たまにある違和感を感じていましたが、あるとき学校で立っていたらハッキリと下腹部に鋭い痛みがありました。
「うっ」となり、体をくの字に曲げたくなるような痛み。
熱いようなツカツカと差し込むような痛みでした。
保健室の先生は、私が体を反ったり伸ばせないのを見て至急病院に掛かるようにとおっしゃいました。
私は次の日、母と地元の整形外科病院(今はもう閉院)に行き検査をしてもらい、虫垂炎ですねと診断されました。
わたしの盲腸は2倍くらいに晴れ上がり、至急手術が必要だということで、その場から入院になりました。
色々検査の後、3日目に腹部麻酔で手術し、1週間後に無事退院しました。
腹部麻酔は、背骨の関節に麻酔を打ちますが、針が細いからピクッと動かないでねと言われました。
脚を抱える形で背中をまるめてベッドに横になり麻酔を打ちました。
手術では、腹部麻酔の為意識があり 術前に麻酔と緊張のせいか気持ち悪くなりましたが、手術は始められました。
麻酔が効いて腹部をつねられますが、痛みがないのを合図に手術が始まりました。
お腹を切った後は 鉗子などがどんどん腹部にのっていき、執刀医から「ちょっとお腹引っ張りますよ」と言われ盲腸を取り出し切除になりました。
その後は縫合して終わり。
だいたい20分くらいの手術でした。
翌日から起きて歩くように言われましたが歩けず、貧血が悪化したのかなかなか気持ち悪さが取れませんでした。
翌日にベッドから起き上がる時、腹部の傷の痛みで途中まで起き上がったのに、倒れてしまいました。
そして、貧血のせいか術翌日から3日間廊下先のトイレに行こうと思いましたが 行けずに気持ち悪くて歩けなかったです。
貧血など持病をお持ちの方は 手術で貧血が悪化しないか気を付けられると良いかとおもいます。
看護師さんによれば、盲腸手術の皆さん翌日には歩いたり洗面したり、トイレに行ったりと元気な様ですので、私の場合はもしかすると貧血の悪化か、抗生剤の副作用だったかもしれません。
(薬などはもう覚えていないので、空欄にさせていただきます。)