Caloo(カルー) - 頸椎を痛め、脊柱管狭窄症と診断されて手術に至るまでの話。 : 病気体験レポート
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頸椎を痛め、脊柱管狭窄症と診断されて手術に至るまでの話。

コーディリア561 (40歳代・女性)

オススメ: 1,850views 2018年01月06日投稿 9votes 0comments
病気脊柱管狭窄症
病院慶應義塾大学病院
製薬リリカカプセル150mg

頸椎を痛め、
脊柱管狭窄症と診断に至り、手術をしました。
そんな体験談です。
記入時でもう4~5年経過しています。
手術してとても良かったと思っています。

【なんとなくな時期】
自覚し始めたのは、手術に至る4~5年前でしょうか。
「首と肩が疲れやすいなぁ」
「手に力が入りにくいなぁ」程度でした。
手首が痛くなったり、神経痛も酷かったのですが
良くなったり悪くなったりを繰り返し…
このころは、まだ良かったです。
運動量が落ちて筋肉が弱ったのかな~と考える程度でしたが
やはり、特に寒いと調子を落としていました。

【痺れが出始める】
本格的に痺れを自覚し始めたのは2年ほど前。
痺れと同時に酷い疲労感も出るようになったり
「痺れ」は必ず指の先付近。
ただ、生活には支障はないし休むとすぐ引いて行く。
変だなとは思うけど、困るような感じではありませんでした。
「痛み」は時期によって症状もまちまちで、
症状の出る場所が移動する感じ。
仕事が無い日は寝込むように寝てしまう事もしばしば。
家族には「いつも必ずどこか悪いところあるよね」
と皮肉られるような状態でした。
特に寒い日、ハードワークだった日には良く症状が出ました。

【ハッキリ自覚した時】
ハッキリと症状を自覚したのは
手術の10か月前ほどです。
幼児に無理に肩車状に乗りかかられ、
「子供を落とすまい!」
と、かなり無理な体制で子供を支えた時に
首と、肩を痛めた感覚が…
痛めた時は数時間動けないような状態でした。
酷く寝違えたような嫌な感覚があり、
数日動きにくかった状態が続きました。

【不気味な痛み】
首肩周辺を痛めてから、数日して
腕や胸に筋肉痛系の激痛が走り、
とてもじゃないけど耐えられないので
痛み止めの薬や湿布を張るけど一向に良くならない。
そして不思議なのが
【筋肉痛のような痛みなのに、揉んでも筋肉が痛くない】のです。
仕事の忙しさもあってか半月ほど耐えたら
痛みはすーっと引いて行きました。
経験した事のない不気味な症状だったので気にはしていましたが…

【手の不気味な痺れ】
痛みが引いてすぐの事です。
寒くも無いのに、【手の感覚が常時痺れているような感覚】になり
物を持つのも何か下手になっている…
よくよく自分の体を調べると
【首の角度が一定の角度になると手が酷く痺れ、痛みも走る】
事がわかりました。
この辺で何となくですが「頸椎がおかしいな…」と自覚。
町の評判のいい、かかりつけの整形外科に駆け込みました。

整形外科の先生は
症状を聞くとすぐにMRI、レントゲンを撮り
「頚椎症」と診断されました。
・恐らく将来的には手術
・大がかりな施設と経験豊富な先生が必要
・多分様子を見るから、時間はかかる
・手術後も多分リハビリがある
頸椎に関しては学会の専門医にも指定されていて
経験の豊富な知ってる専門医がいるので紹介できる
(日本頸椎脊髄病学会というものがあります。)
という事でしたので
頸椎の手術に関してはパイオニア的なポジションの
慶応病院を紹介して頂きました。


【専門病院にかかって】
症状の確認から始まりました。
「何処が、どのように、どんな症状なのか。」一つ一つ確認。
そして細かな検査。頸椎の脊柱管狭窄症だという診断が出ました。
ただ、即手術よりもまずは様子を見た方が良いという事だったので

先生の取った処方は
・神経の通りをよくする薬
・痛みを和らげる薬
「いつも安静にする事」
「転ばない事」
「重い物は持たない事」
「体を冷やさない事」等を言いつかり
2~3週間に一度様子を見るペースで通院が
約1年近く続きました。

【長い様子見期間】
薬で問題の痛みは和らぎましたが、
・痺れは残った状態~段々と悪化を自覚
・手のひらと指先の感覚が殆ど無い
・食事時等に手の不自由さを凄く感じるようになった
・手の運動能力が落ちた感覚(じゃんけんが満足に出来ない)
・更に握力が落ちてきている感覚
・別の場所が酷く痛む(仕事も厳しい位の痛み)
が出てきたので更に詳しく検査。
CTを取った結果様態が悪化していることが
分かったので手術となりました。

手術の術式は「椎弓形成術」と「脊柱管拡大術」で、
片側から切り開いて脊柱管の通りをよくする手術。
これは大別して慶応大学の先生が開発した片側から開く方式と
東京大学の先生が開発した中央から開く方式と言うのがあるのですが
私の場合は前者でした。

【手術とリハビリ】
手術自体は寝てる間に終了。
術後はまともに動けず、
とてもつらいリハビリもありましたが
理不尽な謎の激痛は無くなり
手のしびれも
術後当日からかなり軽減されました。
握力低下や神経痛、緩い痺れなど
術後も年単位で不自由は続き
長いリハビリもありましたが
すぐに検査→手術できたのは幸運でした。
段々とでしたが色んな症状も緩んでいき
普通の生活に戻れました。

【早めに診てもらう事こそ肝要】
脊髄周りに関しては
「一度損傷すると元には戻りません。」
なので、多くの人は、
症状がとても悪くなってから手術に至り
「症状を現状で止める」と言う手術になるそうです。
私の場合は比較的「早めに手を打てた」のが
幸運だったようです。

【先生に話す前に、やっておくといい事】
不気味な痛みや痺れがあった場合
病院で説明する際に口頭ではなかなか難しいので
一番役に立ったのは、やはりメモでした。

・いつ自覚したか
・いつ頃酷くなったか
・どこが痺れるか、痛むか。
・どんな時、どんな状態で痺れるか。
・どうしたら症状が緩むか
(寒い時や特定の体の動きで症状が出るかなど)
・痺れたり傷んだり、その都度メモを書く。

感覚の話になりますし、
伝える情報量も記憶準拠では曖昧になるので
なるべく細かく、いっぱいメモ残していくと
先生は情報集めに助かるみたいです。
首に関しては色々症状が出てくるそうなので
自分で「関係無いよな」って思う違和感であっても
沢山書き置くと良いと思います。
専門の先生ならば、それらの中から
有益な情報を拾ってくれると思います。

【先生選び】
首や背骨という、素人目にも怖い場所にかかわる病気なので
先生選びに関しては、
やはり経験が豊富な専門医の先生を探すと良いと思います。
日本脊椎脊髄病学会のホームページには
認定された「指導医」である先生のリストも載っています。
http://www.jssr.gr.jp/list/index.php
相談の際には参考になると思いますよ。

日本人を含む東洋人は元々脊柱管が狭いそうで
潜在的な患者さんは多いそうです。
ちょっと首や肩まわりが変だなと思ったら、
迷わず整形外科に行っておくといいかもしれません。
自分の首の大まかな特徴を知っておくだけでも
何かあった時にとても役に立つと思います。

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