アレルギー性皮膚炎の症状を少しでも抑えるために、部屋を清潔に保つことを徹底。

成人してからアレルギー性皮膚炎に悩んだ時期が2年ほどありました。
1番最初に発症したのは2泊3日の旅行をしたときのことです。
その旅行に行く半年ほど前から彼氏と同棲を始め、生活がガラっと変わったこと、住居の環境が変わったことにくわえて、GWに行った2泊3日の旅行で体調を崩し、色々なことが重なった結果アレルギー性皮膚炎を発症してしまう事態につながったのだと思います。

旅行中に瞼がかゆくなり、目をこすった結果瞼がぼっこりと腫れてしまいました。
そこから連鎖するように、徐々に頬全体、上半身にもかゆみがいきわたり、赤みやガサつきが伴うようになりました。

最初は血液検査をしてもアレルギー反応はなく、多少の猫アレルギーとスギ・イネのアレルギーは持っていたものの、そこまで高い数値ではありませんでした。
他の病院に行くと、日光アレルギーの可能性が高いと診断され、なるべく日光に当たらないようにと言われました。
旅行中の発症であったことなど、数少ない情報から日光アレルギーが1番適切であろうと判断されました。

それ以来日傘をさすなど出来る限りの対処はしたものの、元々職業柄日中よりも日が落ちてから出歩くことが多く、そこまで日光を気にすることもありませんでした。

それでも日々化粧をするせいもあり、中々よくはならず、薬を塗って良くなっても、薬をやめればまた再発してしまう、ということを繰り返していました。

そんなことが1年以上続き、その間にも何度も瞼がぼっこりはれ上がることがありました。
さすがにおかしいと思い、別の病院に再度通ってみると、パッチテストでハウスダスト・ダニ・ほこりアレルギーであることが発覚しました。
ハウスダストに関しては反応が激しかったです。

彼の家に引っ越して2年目ぐらいのことです。
確かに今まで実家で暮らしていたころよりも、掃除などが行き届いていなかったと思います。
そのためそれ以来、ぬいぐるみは頻繁に掃除機ですいとる、布団は布団乾燥機をかける、掃除はこまめに行うなど、出来る限りの対処を行いました。
そうすることで徐々に症状がやわらないでいき、今では肌の状態も良くなり、薬を塗らなくても大丈夫なほどになりました。

一時期は首まわりもかゆく我慢できずにかいてしまっていたため、大人アトピーのような状態になっていました。

治った理由としては上記に記載した部屋を清潔に保つことを徹底したほかにも、
精神的ストレスが軽くなったことが大きいと思います。

元々私は生理不順や便秘など、様々な体の悩みを持っています。
それらすべては精神的なものに通ずる病気でもあると思い、なるべくストレスは緩和できるようにと考えた結果、残業の多い職場を退職しました。
それ以来、生理不順も少しずつ良くなり、肌の状態もかなりいい方向へと変わりました。

病気の原因は決して１つではないと思います。
いろいろな要因がその病気を病気たらしめています。

出来る限り病気の原因と思われることを１つでもつぶしていき
良い環境に変えていくことが、病気克服への第1歩だと思います。