鼻の下が赤く皮が剥けるアレルギー性皮膚炎。経過を見てもらうことが大事。

鼻の下が赤くただれ、強いかゆみを持ち、皮が剥けてくる皮膚炎を発症し、8年ほど掛けてようやく治りました。
汗など何かの物質が過敏に反応しているのだろうという事で、アレルギー性の皮膚炎ではないかということでした。
もともと花粉やハウスダストのアレルギーがあり、アレルギー体質の人は
発生しやすいそうです。
皮が剥けたあとは真っ赤になり、またしばらくして皮ができたらそれがまた剥ける、という繰り返しでした。処方された亜鉛華軟膏など塗っても悪化することもありました。
結局は薬をストップし、
一日に何度も(10回以上）顔を洗い良く乾かす、ということを続けることとなり、
数か月して徐々に改善しました。

幾度もぶり返し、様々な皮膚科を受診し、薬を変えてみたりしましたが
全く効果のないまま8年、長い道のりに心が折れそうになるときもありましたが
その経験を通じて感じたことは、信頼できる皮膚科医探しの重要性と、
ひとつの病院にある程度時間を掛けて通うことが結局は近道だということです。

皮膚疾患はすぐに劇的に改善はしないケースも多いかと思います。
その段階ですぐに見切りをつけ、新たな病院探しを繰り返していたのが
長引いてしまった要因だったように思います。
信頼できそうな先生に出会えたら、ある程度腰を据えて通い、
この薬が合わないなら次はこの薬というように先生の中でもプランをお持ちなので、それに沿って薬を試し、「経過を見てもらう」ことが大事だと思います。