妊娠9ヶ月で坐骨神経痛になりました。お尻の鈍痛が、突如耐え難いほどの激痛に！

真冬の妊娠後期、巨大ショッピングモールへ行きその後イルミネーションを見に言ったりと丸一日歩き回った後、お尻に感じたことのない鈍痛を感じました。

妊娠後期なのに歩きすぎちゃったかな、と反省しましたが。お風呂に入って温まると何事もなかったように痛みは消えたので寝て起きると痛みはなくいつも通りでした。

それからたくさん歩いた日はお尻の鈍痛を度々感じるようになりました。

ある日もお尻が痛くなって、お風呂で温めてもあまり痛みが取れなかったので
「妊娠中 お尻 痛み 」
で調べると「座骨神経痛」と出てきました。妊娠初期などに多いらしくふーんそうなんだあ、くらいにしか思わず、本当に安易な考えでYouTubeで坐骨神経痛のマッサージか何かを調べて、適当に気がすむまで真似して寝ました。

翌日起きても痛みは取れてない。
コタツでテレビを見ていてトイレに行こうと思い立ち上がろうとすると突然体験したことの無いくらいのお尻の痛みを感じました。
刺されてエグられてるような？すごい痛い部分の神経が刺激されているような？
ちょうど骨盤の下の左のお尻に激痛を感じ、
その場から動けない程の激痛に涙が出ました。
下半身を1mmでも動かそうとすると激痛がおき、数十分経っても一向に改善しません。


トイレに行きたいのに体が動かず、もうその場で漏らしてしまうかもしれないくらい動けず、携帯も手元になく、家に誰も居なかったので助けも呼べず、辛くて年甲斐もなく大声で泣いてしまいました。

次第に体の動かし方のコツを掴み、上半身だけで這いつくばって移動して、便器にしがみついて登り何とか用を足しました。

かなりシュールな光景だったと思います。

トイレに行くのに1時間近くかかりました。
いつもなら5秒でいける距離をです。

その後ローラ付きのイスに何とか座り全ての移動をしました。

どれほどこれに助けられたか。
かかりつけの産婦人科に相談すると救急車で来てと言われましたが、たしかに歩けないし自力では動けないけど申し訳なさで主人に電話して帰ってきてもらい、身支度も全部してもらって病院へ連れて行ってもらいました。

病院についてからは車椅子を利用しました。内診台にも看護婦さんに担がれ乗せてもらいましたが、妊娠初期にある卵巣が腫れたり臓器の圧迫での神経痛ではなさそう。でも妊娠後期の坐骨神経痛は聞いたことないよ〜！と言われ整形外科へ回されやはり坐骨神経痛と。
YouTubeとか見て適当にやらないの！とお叱りをうけました。
ごもっともすぎてぐうの音も出ませんでした。

ただ妊婦さんには何も出来ないから出産まで入院と言われましたが、いやいやだったら家で過ごしたい！と聞き入れてもらい、看護婦さんが骨盤ベルトを巻いてくれると痛みが少しやわらぎました！

すぐに同じものを購入し帰宅。2〜3日すると数センチづつ立って移動できるようになりました。

一週間くらいは家の中の移動だけで精一杯でしたが、次第に痛みはあまりでなくなりました。

坐骨神経痛なめてました。
歩けないことがこんなに辛いとは今となってはいい経験が出来ました。