精神的に辛くなると必ず現れる口唇ヘルペス。潰さないよう注意が必要です。

初めて口唇ヘルペスになったのは中学生の頃でした。
それも卒業式が近い日で、当時ヘルペスというものを知らなかった私はムズムズ、ピリピリする唇を必要以上に触っていました。
もちろん水疱も潰してしまい、そのためいつまでも治らなく、卒業式の写真は全てヘルペス写真です。
そんな事があってから、ヘルペスができる度に慎重になったのですが、頻度としては1年に1度あるかないか。

それも決まって過度のストレスを感じた時に出てきます。
身体は疲れていなくても心が疲れていると現れます。

ヘルペス歴15年以上になりますが、今ではヘルペスになりそうな時は前日あたりでなんとなく分かります。

まず、唇の皮膚が中からムズムズしてきます。
それだけで、終わることも時々ありますが、熱を持っているなと感じたら確実に１日以内に赤くなりだします。
赤い部分の中心から小さい水疱が出始め、水疱の数がどんどん増えていき、最終的に大きな水疱になることが多いです。

お風呂に入った時にふやけるので、簡単に潰せますが極力潰さないよう気を付けた方が治りが圧倒的に早いです。
タオルなどが少し当たっただけでも潰れてしまうこともあり、注意が必要です。

薬はずっと塗り薬を使っていました。
主に使用していたものは病院で処方される「アラセナA軟膏」です。
時々市販の「アクチビア」も使っていましたが、効果は特に変わりがあるようには感じませんでした。

大体治るまで、早くて１週間といったところです。
中学や高校生の頃は、人目が気になり過ぎて変に隠そうと触っていたのでしょう、２週間近くかかった気がします。

そして、現在20代後半ですが今年、２ヶ月の間に３回もヘルペスになりました。
もしかしたら、最初のヘルペスが完全に治っていないのではと思い皮膚科へ行ったところ、飲み薬「ファムビル」と、塗り薬「アクアチム軟膏」を処方され、３日ほどで落ち着きました。

治りが悪い場合や、どうしても早く治したい場合は絶対飲み薬の方が効果が高いと思います。
その場合、内科ではなく皮膚科の方が良いと思います。