24歳から30年…尿路結石で度々救急へ。予防により、ここ数年は排出。

　２４歳の時に初めて発症して、３０年以上付き合っている病気が、尿路結石です。
最初の時は、あまりの痛みに転げまわり、逆立ちしたり、飛び回ったり…で、「死ぬのか？」と思ったりもしました。
痛みを表現するとしたら、すさまじい鈍痛…そう、鈍い痛みです。
腰痛を何倍か悪化させたような、背骨をじんわり折られるような、吐き気を伴う、とにかく居ても立っても居られないような痛みです。

最初の発症から何年か置きに転勤した先々で救急車を呼んで病院に運び込まれることになりましたが、いくら救急車で運ばれても、緊急性は乏しいようで、順番が来るまで待たされた挙句、レントゲンをとって、ボルタレンなどの座薬をもらって帰る程度の治療しかしてもらえません。

何度も患う内に、発症する時の傾向がつかめてきました。
１．極端に寒かったり、暑かったりしたとき
２．精神的にストレスを感じたとき
３．椅子に座って足組みなど同じ姿勢を長時間続けたとき
４．土日祝日
どうも天候と、精神的なストレスが影響しているのではないかと思います。
特に土日祝日に限って発症しやすいのは、気のゆるみからくるものではないかと思われます。

また、健康番組や経験から予防方法もわかってきました
１．シュウ酸を含む食べ物は牛乳などのカルシウムと一緒に食べる
２．自転車（特にロードバイク）などで身体を振動させると、排出されやすい
３．椅子に座るときは足を組まない
特に１．は効果的で、シュウ酸をあらかじめカルシウムと反応させてシュウ酸カルシウムにしてしまえば、体の中に取り込まれないで済むと聞き、いままでカルシウムを避けていたのは何？でした。
積極的にカルシウムを摂るようになって、結石ができにくく、またできても小さいうちに排出されるようになった気がします。
また、２．ですが、自転車の中で、ロードバイクタイプのものはよく振動するので、これまた石が小さい内に排出されやすいような気がします。

そのおかげか、ここ数年は病院に行くまでもなく小さいうちに出て行ってくれているので助かっています。

ただし、おしっこが出ない、熱を伴う、そういった場合は緊急を要するものかもしれませんので、救急車を呼ばれることをお勧めします。