大人の発達障害は仕事にも支障があり、引きこもりにつながります。早めの診断を。

私は子供の頃から変わった子として有名でした。
学生時代では少し浮いた子として受け入れられていましたが、テレフォンオペレーターの仕事をするようになってからは失敗の連続でした。

まず一般的な日本語が使う事ができませんし、独特の言語で話すのでお客様を怒らせてばかりでした。
他人とコミュニケーションが取れないので、伝達がうまくできずに大きな失敗を繰り返していました。
一時期はただのおっちょこちょいとして許されていたのですが、ある時重大なミスを犯してしまいそのまま仕事をクビになってしまいました。

当時の同僚や上司からは、迫害の視線を受けながら「なぜそんな簡単な事もできないんだ」という事を日々言われ続けていました。
その後自信を完全に失った私は3年間も引きこもり状態になりました。

たまたま友人に遊び感覚で誘われた精神科で発達障害との診断を受けました。
その友人は、テレビで発達障害の紹介番組を見て私の症状そっくりだと思い、精神科に連れて行ってくれたみたいです。

今では自分の障害を受け入れて、発達障害にもできる仕事の紹介をしてもらっています。自分一人で悩むよりもまず精神科で相談する事で気持ちが楽になりますし、希望を持つことができます。