数年使用したステロイドの離脱により、リバウンド。完治まで半年を要した。
のんの
(50歳代・女性)
20代の頃から顔のにきびと湿疹に悩まされるようになり、近所の皮膚科に通い始めました。
そこで初めてステロイドの塗り薬と出会いました。
最初の頃はステロイドを塗ると綺麗に治りました。
でも、しばらくするとまた悪化するという一進一退の状態を繰り返していたので、別の皮膚科に転院しました。
この病院ではステロイドの塗り薬に加え、飲み薬(ビタミン剤)を処方されましたが、あまり状態は変わりませんでした。
そんな時、少し遠方に人気の皮膚科があると聞き、藁にも縋る思いでそちらに転院しました。
でも、この病院でもやはりステロイドの塗り薬を処方されました。
定期的に血液検査をして、問題がなければまたステロイドの塗り薬を処方、こんな調子で数年経過してしまい、私の肌は、もはやにきびや湿疹による炎症ではなく、ステロイドによる副作用を起こしていたのだと思います。
当時の私は本当に勉強不足で、ステロイドに対する知識も乏しかった上、安易に転院を繰り返してしまった事も反省すべき点だったと思います。
もちろん、転院の度にステロイドを使っていた事は話していました。
でも、どこの病院でもこれといった有効な治療法やアドバイス等なく、ただ塗り薬を出して終わりという感じで、長期間漠然とステロイドを処方され続けてしまった事は残念でなりません。
今思えば、にきびや湿疹の根本的な治療をしていたのではなく、出てくる物を抑え込んでいただけなのですから、なかなか良くならなかったのも頷けます。
ステロイドの離脱は、本来、徐々に使用量を減らしたり弱い薬に切り替えたりして、最終的に完全離脱を目指すそうなのですが、私の場合、元々強いステロイドを使っていた訳ではありませんし、使用間隔を空ける段階で既にリバウンド症状が出始めていたので、これを乗り越えなければ同じ事の繰り返しになると思い、思い切って使用を中止しました。
ステロイドの離脱を考えている人の中には、私のように減量方法が上手くいかず、またステロイドに頼ってしまうという悪循環に陥っている人もいるのではないかと思います。
一口にステロイドと言ってもいろんな種類がありますし、減量方法が成功している人もいるので一概には言えませんが、長期間ステロイドを使用してきた事による皮膚の悪化をステロイドで治そうとしても限界があるのではないでしょうか。
あくまでも経験からくる個人的な感想です。
ただ、私にとっては結果的にこの方法で良かっただけで、全ての人にとって良いとは限らないのが難しい所だと思います。
完全離脱後のリバンド症状として、まず、誰かに殴られたかのように両目尻の皮膚が切れ、そこから黄色い浸出液が出始めました。
それから数日で顔全体から浸出液が出始め、赤くなってパンパンに腫れあがりました。
いわゆるムーンフェイス状態です。
浸出液は顔全体だけでなく、ステロイドを使用していなかった首や手足の甲からも出ました。
この頃は痒みより皮膚が切れた事による痛みの方が強かったです。
しばらくすると浸出液が止まり、それが乾燥して皮膚と一緒にポロポロと落ち始めました。
いわゆる落屑状態です。
健康な肌でも、ほこりや髪の毛が付くとチカッとして痒みを感じる事がありますが、この頃は顔全体に乾いて剥がれた皮膚がついている状態だったので、とにかくあちこち痒かったです。
ただ、剥がれた皮膚の下は少し赤みは帯びていましたが、綺麗な肌が見えていました。
このまま良くなるのかと思っていましたが、しばらくして再び顔全体から浸出液が出始めました。
こんな状態がいつまで続くのかと落ち込んだ時期もありましたが、家族からの「段々良くなってきてるね。」という言葉がとても励みになりました。
この期間、内科で漢方療法を行っている病院がある事を知り、大きめのマスクとメガネで顔を隠して通院しました。
漢方と言っても出来合いの漢方薬ではなく、色々な生薬を組み合わせて、体の状態に合うよう処方してもらいました。
漢方のおかげもあってか、リバウンド症状以外で体調を崩すという事はありませんでした。
浸出液が出る→皮膚が乾く→皮膚が剥がれるといったリバンド症状は4ヵ月くらい続きましたが、リバウンドの度に症状が軽くなっていき、半年くらいで全く症状が無くなりました。
半年程度で元の状態に戻る事ができたのですから、幸いにして軽い方だったのかもしれません。
しかも、あれほどにきびや湿疹に悩まされていたのに、脱皮を繰り返したおかげもあってか、昔のような綺麗な肌になりました。
同時に漢方療法を行っていたのも、功を奏したのかもしれませんが、まさに禍を転じて福と為すです。
漢方療法はそれからもしばらく続け、以後、肌のトラブルに悩まされる事はほとんど無くなりました。
こんな経験をしましたが、だからと言って、ステロイドを全否定している訳ではありません。
現在、喘息の治療でステロイドの吸入薬を使用していますし、ステロイドも用量用法をきちんと守って使えば、とても有効な薬だと思います。
ただ、ステロイドの塗り薬は市販薬でもたくさん販売されている為、病院に行かなくても簡単に手に入れる事ができます。
ネットでもたまにステロイドの塗り薬をレビューしていて、良く効くのでリピートしているという口コミを見掛ける事があります。
薬である以上、副作用はゼロではありませんし、良く効くからという軽い気持ちで使い続けると大変な事になるというのが経験者からの意見です。
自己判断で乱用せず、信頼できる先生と出会い、適切な方法で治療してもらうのが一番ではないでしょうか。
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