大人の摂食障害・拒食症。液体の食事しか受け付けなくなり、休職しました。

発症は22歳、新社会人の時です。
原因は明確ではないですが、極度のストレスと
自分の価値を痩せに見出そうとした結果です。

勿論、休職となり、渋々心療内科へ通いました。
液体しか受け付けられず最初の1年で10キロ以上痩せました。
症状は、大量の抜け毛、視力の低下、頭が回らない、
ともかく寒い、3cmの段差もむづかしいくらいの
筋力の低下、難聴、が自覚したものです。
病院では血液検査で肝臓の異常値、心臓の異常でした。

大学病院で2週間ほど食事訓練として入院、
2kg位の増加でした。
あまりカウンセリングはせず、ただ安静にしていました。
そこから自宅療養で、処方はエンシュアのみで
これをメインに増やしました。

最悪の時よりは生活ができる程度になったものの、
フルタイムで働き始めてまた発症し、
勝手にやめていた通院を2年後に再開しました。
処方はエンシュアとリフレックスです。
治療は通院でのカウンセリングと入院治療でした。
入院治療では点滴、けい管栄養で大幅に体重が増えました。
勿論、食事のチェックやアドバイスもあり、
食事面からもの克服もあります。
食事は不安がありましたが、苦手なものは聞いてもらえ、
低カロリーからステップアップできました。

現在は通院して、同じ薬を服用しています。
まだ、食事量にかなり偏りはありますが、
小康状態です。

精神病の場合、自治体の自立支援医療制度や高額医療費の制度
を上手に活用することをおすすめします。

また、摂食障害は早めの治療が本当に大切です。
軽い気持ちでもいいので、通院し始めてください。
私も食べるなんて簡単、通院しても意味ない
と思っていました。
自分の体を痛めつけないでください。
自分の体を愛してください。