幼児の麦粒腫（ものもらい）　点眼薬治療で完治まで3ヵ月

幼児の麦粒腫治療の話です。

（自覚症状）
片側の上瞼にビービ―弾のような小さな膨らみが一つできたので、眼科を受診しました。膨らみ自体については、強いかゆみ、痛みを訴えることはありませんでした。
もともとアレルギー体質で花粉に対しては両目にかゆみを訴えていて、小さな膨らみが出来る前から「リボスチン」という点眼剤を使用していました。

（診断）
眼科医の診断では、「麦粒腫」でした。一日4回、抗生剤の点眼薬「オドメール」と消炎作用の点眼剤「クラビット」を点眼するようにと言われました。

（点眼時の注意）
処方された2種類の点眼剤しようにあたり、下記二点の注意を受けました。
①「クラビット」を先に点眼すること。
②「クラビット」を点眼してから5分は時間を空けてから「オドメール」を点眼すること。

（治療開始1か月後）
パッと見では膨らみが無くなったように見えましたが上瞼を指で上からなぞると小さなしこりがまだあり、一日3回の点眼で1ヶ月継続治療することになりました。

（治療開始2か月後）
まだ指で上瞼をなぞると小さなしこりが確認できいましたので、引き続き一日3回の点眼でもう1ヶ月治療を継続することになりました。

（治療開始3ヵ月後）
ようやく小さなしこりが無くなり、点眼治療が終了しました。

先生のお話では、「麦粒腫」は一度治っても何度も繰り返すことが少なくないそうです。またアレルギー体質の人の方が発症する可能性が高いともおっしゃっておりました。少し治療期間は長めで、小さな子の毎日複数回の点眼は気分がのらなかったりと手がかかりましたが、根気よく治るまで治療を継続して良かったと思いました。