長野県の高次脳機能障害の口コミ(2件)
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長野県厚生農業協同組合連合会 鹿教湯三才山リハビリテーションセンター鹿教湯病院 (長野県上田市)
私の父が一ノ瀬脳神経外科病院からの転院で、鹿教湯病院に入ってのですが、一之瀬さんからの転院ということもあり、入院当日から、理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)の先生がやってきて、今、どういう状態か。一之瀬では、どのようなリハをしてきたのか。などなど、今を確認し、リハビリのプランを作成し、翌日からリハビリが開始されました。
一之瀬のリハビリに比べると、遥かに厳しいみたいで、父は、毎日リハビリが終わると爆睡していました。
父の場合は、機能障害の影響か、トイレに行って、自力で排泄をすることができない状態になっていました。
まずは、生活の一部になる排泄ができるようになるために、落ちている筋力、体のバランスを取り戻すためのリハビリが行われました。
最初のうちは、尿瓶とオムツで済ませようとしていたのですが、そのうちリハビリの先生がスパルタのようにトイレに連れていき、排泄を促しました。
これは、まさに赤ちゃんにトイレを教えることと同じことだったようです。
排泄もなんとかトイレでできるようになり、尿瓶やおむつから卒業し、手足の可動域を広げるために、積み木を積んだり移動させたり、歩くのも広い病院内に坂や階段があるので、上り下りをしたり、坂を下ったりと移動距離を延ばして筋力をつけるようにリハをしていたようです。
その後、リハビリの中で低周波治療器を使うようになり、病院のものを借りたままにはできないとのことで、リハビリ以外の時にも刺激をすることは良いことだとのことで、商品を紹介してもらい、電気屋で購入してきて、ベッドの上で1日2回程度、低周波で筋肉に刺激をして、手が広がるように促したり、足が動くように促したりするようになりました。
それから2か月くらいリハの内容を見直しながら続けていたところ、相談員の方から、退院の準備のために、家の構造を知るために、父が行動すると思われる場所の写真をすべて提出するように説明があり、段差の高さを含めて準備をしました。
これは、退院後、生活するにあたり、今のリハビリのままでいいのか見極めるためのもので、足りない部分については、リハビリに追加して、帰宅したときに、ある程度、自分で家の中を行動できるようにするためのものなんだそうです。
父の場合、車椅子生活ではないので、すべてをバリアフリーにする必要はなく、ある程度、段差のある状態で、そこを意識しながら生活ができるようになるのもリハビリの一環との考えがあるようです。
父の願いとしては、2階で絵を描いたり、陶芸をしたりできるようになるが、鹿教湯に入院した時の第1目標でしたので、それに向けてリハビリを行い、ようやく一時帰宅が認められ、その一時帰宅の時には、理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)の先生たちも来られて、最終的なリハの打ち合わせをしていきました。
家の大改造ということが、当たり前と思っていたのですが、鹿教湯の場合は、そうではなく、今までの生活を完全とまではいかなくても、それに限りなく近い状態まで持っていって帰宅してもらうリハビリをしてくれます。
そのかいもあり、今では父は、2階へ自力で上がり、絵画と陶芸をし、その後も自力で降りてきてリビングでくつろぐ生活を送れるようになっています。
待ち時間: 3分未満 入院 | 薬: - |
料金: 400,000円 ※2月から4月いっぱいまでにかかった費用です。 |
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医療法人 青樹会 一之瀬脳神経外科病院 (長野県松本市)
2014年12月23日、父が突然、こたつにあたっている状態で、ふいに左側に横になる状態になりました。
その時、母は、いつもと何かが違うと気づき、声をかけるも父は反応せず、救急車を手配。救急車では搬送先を母が一之瀬さんに指定をして搬送されました。
一之瀬さんに搬送先をしてしたのも、去る5年前にも突然左目が見えなくなり、救急車で一之瀬さんに搬送されたのですが、その時から、今回のようなことが再び起きた時には、一之瀬さんに搬送してもらうことにしていたそうです。
一之瀬さんに搬送された父は、これ以上血栓ができないようにするための点滴を打つとともに、CTやMRIを撮り、血栓ができた場所を特定し治療を開始。
この時、父は、意識が戻っておらず、ICUで治療。
数日後、意識が戻ったのですが、左半身、言語が影響を受けていました。
まずは、初期治療ということで、酸素カプセルとリハビリが、理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)の先生らにより開始されました。
1週間ほど治療とリハビリを行い、今後の治療方針を決めるにあたり、理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)の先生らの所見から、高次脳機能障害が見受けられるとのことでした。
先生からこれからの治療について、今進めているリハビリと酸素カプセルの治療は、父には合っている治療だったらしく、血栓ができて死んでしまった血管を迂回するように細い血管が生まれている説明を受け、どこまで、この新しい血管が補ってくれるかわからないとのことでしたが、この血管により望みが薄かった左手・左足・言語の回復速度が増すことは確かとの説明を受け、あと2週間ちょっとの入院の活力に父はしていたようです。
一之瀬脳神経外科病院では、脳卒中により機能が落ちると考えられる機能を、何とかしてよみがえらせるために、酸素カプセルや早い段階からのリハビリを理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)のチームを編成し、回復の糸口を見つけてくれます。
先生からの説明も細かく、こちらが分からないところは、時間がないので後日といった感じではなく、しっかり耳を傾け、答えてくれます。
ただ、驚いたのは入館に関して、ものすごく厳しいルールがあるようです。
最初は入れたのは、配偶者だけでした。
父が入院でしたので、母だけが面会ができていた状態です。
その後、子供が入れるようになったのですが、嫁いでいた私の妹は入れませんでした。このように、面会できる人を制限しているのが、どのような理由からなのかは伺うことをしませんでしたが、面会時には、厳しいルールがあることは確かです。
また、この病院の隣にはリハビリ専門病棟があり、通所リハビリが可能になると通えるようになるそうで、現在、父は週2回、通所リハで通っています。
待ち時間: 3分未満 入院 | 薬: - |
料金: 100,000円 ※後期高齢者医療制度を使ったため、44100円に加えて、病室代など保険対象外のもので自己負担額が高くなっています。 |
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