札幌市中央区の脳動脈瘤の口コミ（1件）

母が受けた人間ドックで「脳動脈瘤」が見つかりました。３件の脳神経外科病院で、今で言う「セカンドオピニオン」を受けました。どの先生も、手術するにも動脈瘤が難しい位置にあるので極めて厳しいものになるので覚悟を、と言われていました。

４度目にこの病院にきました。正直にこれまでのことを先生に話しました。先生は母に、「そんなに病院をはしごしているの?」と言ったそうです。病院あらしと思われたのでしょう。でも母には、「昔からある病院で、先生もたくさんいらっしゃる。信頼してこちらでお世話になりたい」と言わせました。
その先生が、K先生でした。先生は部長で、脳血管センター長の肩書もある先生でした。１年に一度の定期検診が始まりました。すぐに破裂する可能性は低いから心配しないように言われていましたが、残念ながら破裂し倒れました。

その場にいた母の知人が、この病院に通院していること、脳動脈瘤があることを知っていたので、救急隊にそれを告げて下さり、直ちに運ばれました。倒れた場所から病院までは車で10分もかからないところだったこと、幸いにK先生が病院にいて救急車が付いた時、先生自ら出迎えすぐに緊急手術することになりました。コイル塞栓術という手術で、K先生は何とその権威ある医師だったことを後で知りました。
クリッピング術では処置出来ない位置に動脈瘤があったので、K先生がいなかったら亡くなっていたでしょう。

手術は成功し、なんと今も後遺症は全くありません。これには執刀医のk先生もビックリしていましたが、本当に感謝しています。ICUを無事に出られて、術後診察は若手のE先生が担当になりました。背が高くてイケメンの先生です。現在も１年に一度、E先生の定期診察を受けています。

しばらくして残念ながらk先生は他院に行かれましたが、しばらくはE先生にお世話になることでしょう。